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京の算数学問題#1017

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算数学コラム
こんにちは!
京都市中京区で「アイデア数理塾」を運営している油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
最近、小学生からよく聞かれる質問があります。
「中学の数学って、やっぱり難しいんですよね?」
特に多いのが、
「いつから難しくなるのか?」
というタイミングに関する質問。
今回はこの疑問に、塾の現場からのリアルな視点でお答えします!
中学数学の難しさは「小数・分数の理解」によって変わる!
中学校の数学は、基本的には小学校の算数の延長です。
特に中学1年の最初に登場する「正の数・負の数」では、小数・分数の計算や、数の大小関係の理解がとても重要になります。
◉ 小数・分数が苦手だと最初でつまずく!
- 正負の数の計算
- 分数や小数の足し引き・かけ算・わり算
- 数直線や絶対値の概念
これらは、小学校の内容が土台になっています。
「今ちょっと不安だな…」という方は、ゴールデンウィークなどのタイミングで復習しておくと安心です!
一般的に「数学が難しくなる」のは1学期期末テストから!
小学校の算数がある程度理解できている生徒にとって、
「中学数学って難しいな…」と感じ始めるのは、中学1年の1学期期末テスト前後が多いです。
◉ 難しさの理由は「出題内容」だけではない
この頃から、
- 文字式の利用
- 方程式
- 比例・反比例
などの単元が登場し、テストも一気に“中学生らしい”本格的な内容になっていきます。
◉ 「文字式」と「方程式」の混乱に注意!
「文字式」は計算、
「方程式」は“=”を使って答えを出す操作ですが、
この違いがごっちゃになってしまう生徒も少なくありません。
中学数学の土台とも言える大切な範囲ですので、ここは丁寧に理解と定着を目指しましょう!
中学数学は「予習+復習のタイミング」が命!
中学校の授業スピードはとても速いです。
復習ばかりに時間を使っていると、新しい内容についていけなくなるリスクがあります。
◉ おすすめの学習サイクル
- 普段:予習中心で進める
- 長期休み:まとめて復習する
特に夏休みや冬休みは復習のチャンス!
1学期や2学期のつまずきをしっかり整理する時間として活用しましょう。
数学が苦手な子の多くは「読解力」に課題あり!
中学数学では、文章題や設問の指示にきちんと従う力、つまり“読解力”が非常に大切です。
◉ 「何を聞かれているか」がわかる力をつけよう!
たとえば、
- 「加減法で解け」と言われたら、加減法の意味を理解していなければならない
- 「yをxの式で表しなさい」と言われたら、y = ax の形に変形できるかが求められる
◉ だから、専門語句を覚えよう!
- 比例・反比例
- 方程式・文字式
- 一次関数・連立方程式
など、中学数学には専門的な言葉がたくさん出てきます。
まずは言葉の意味をしっかり理解することが第一歩!
まとめ|中学数学の難しさは「小さな準備」で乗り越えられる!
「いつから中学数学は難しくなるのか?」という問いに対しては、
小数・分数があやしいと最初からつまずく
基本ができていれば1学期期末テストあたりで難しく感じ始める
でも、予習+長期休みの復習で十分に対応できる
何よりも大事なのは読解力と語句の理解!
というのが塾の現場からのリアルな答えです。
「数学が苦手にならないように、今から準備しておきたい」
「うちの子、そろそろつまずきそう…」
そんなときは、どうぞお気軽にアイデア数理塾までご相談ください!
一人ひとりに合わせた学習の進め方を一緒に考えていきましょう!
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました。
算数・数学好き、あつまれ〜!
京の算数学 解答#1017
