【小学校1年生の時計の読み方】苦手克服!楽しく学べる家庭学習ワーク 京の算数学#965

京の算数学問題#965

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。

油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

小学校1年生では、「時計の読み方」を学び始めます。
ですが…

時計を見ても時間が読めない
長針と短針の違いがわからない
「何時」「何時半」まではわかるけど、「何時何分」が苦手

こんなお悩みはありませんか?

実は、時計の読み方がわからない子は意外と多いんです!
なぜなら、時計の学習は「数字」だけでなく、針の動きや規則性を理解する必要があるからです。

そこで今回は、
小学1年生で習う「時計の読み方」のポイント
お家でできる学習ワーク
文章題をスムーズに解くためのコツと練習問題

を紹介します!


小学1年生で習う「時計の読み方」とは?

小学1年生では、次のような時計の読み方を学びます。

「何時ちょうど」を読む(3時、7時など)
「何時半」を読む(3時半、7時半など)
「何時何分」を読む(315分、745分など)

時計の学習は、「短針(時間をしめす)」と「長針(分をしめす)」の役割を理解することが大切です。


時計の読み方が苦手な理由とは?

時計が読めない原因は、主に3つあります。

長針と短針の違いがわからない

「長い針は何を表している?短い針は?」と聞いても、うまく答えられない子が多いです。

60分=1時間」の感覚がつかみにくい

子どもは「1時間は60分」という単位変換を経験したことがないため、ピンとこないことが多いです。

デジタル時計に慣れすぎている

スマホやタブレットの影響で、「アナログ時計を見たことがない」「針の動きを意識したことがない」という子も増えています。


お家でできる!時計の学習ワーク

やはり大切なのは日頃から時計を読む習慣をつけることです。

アナログ時計が日常的にある空間というのも大切です。

ここからは、楽しく学べる家庭学習ワークを紹介します!


「時計」を身近なものにする

お家の時計を指差しながら聞いてみる
 「今、時計は何時かな?」と日常的に問いかけてみましょう!

アナログ時計をリビングに置く
 デジタル時計ではなく、アナログ時計を目にする機会を増やすことが大切です。


「長針」「短針」の役割を体で覚える!

長針(分針)は「ぐるぐる回る」もの
「長針が1回転すると、1時間経つよ!」と体を使ったり、実際のアナログ時計を動かしたりして動きをたしかめてみましょう!

短針(時針)は「ゆっくり動く」もの
短針は「次の数字に向かってゆっくり進むよ!」と伝えましょう。

その次に大切なのは長針と短針の連動性です。

こちらもアナログ時計を動かしてみて体幹で学んでいきましょう。

秒針はどうする?

秒針は1年生ではほとんど扱いませんがアナログ時計を読むには重要ですよね。

こちらも上記同様に実際のアナログ時計を用いて体感をベースに理解を深めていくのがおすすめです。科目としての重要性よりも日常生活での重要度の方が高い単元ですのでじっくり時間をかけて学んでいく必要はあります。

※長針と短針の長さの違いがわからない場合もあるので注意→ながさの違いから復習していきましょう。


時計の手作りワークで遊ぶ

紙皿で時計を作ろう!
紙皿に1〜12の数字を書き、針をつけて動かせるようにします。

「何時ごっこ」をする
「おやつの時間は3時だよ!じゃあ、時計を3時にしよう!」と、針を動かして遊びましょう。


お買い物や日常生活で時計を意識する

「あと5分で出発するよ!」と声かけする
「お風呂に入るのは7時だよ!時計を見てみよう!」
「長針が12になったら、○○しよう!」とルールを作る

こうした日常生活での声かけが、時計の理解を深めるカギになります!


小学1年生向け!時計の文章題

【初級】何時ちょうど・何時半の問題

時計の長針が12、短針が4のところにあります。今は何時でしょう?
時計の長針が6、短針が7のところにあります。今は何時何分でしょう?

答え:① 4時ちょうど ② 7時半


【中級】何時何分の問題

時計の長針が3、短針が8のところにあります。今は何時何分でしょう?
いまは920分です。10分後は何時何分でしょう?

答え:③ 815分 ④ 930


【上級】時間の経過を考える問題

⑤ 530分から30分後は何時何分?
⑥ 1010分から50分後は何時何分?

答え:⑤ 6時ちょうど ⑥ 11


時計の読み方を楽しく学ぶコツ

時計の針を実際に動かしながら学ぶ
「何時になったら○○しよう!」と日常のルールにする
お子さんの好きなキャラクターやシールを使って楽しく学ぶ


まとめ 時計の学習は「体験」が大事!

時計の学習は、机の上だけでなく、実際に時計を見て、針を動かし、生活の中で使うことが大切です!

お母さんの声かけ一つで、お子さんの時計の理解度はぐんと上がります!

ぜひ、日常生活の中で時計の学習を取り入れながら、「時計を読める楽しさ」を体験させてあげてくださいね!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#965

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