京の算数学問題#908
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
もう直ぐ2024年も終わりですね、、、
今の時期塾の面談期間も終わりに差し掛かり少し落ち着いてきましたがありがたいことに新規生徒様の多数のお問い合わせを頂いております。
特に今の時期は新学期に向けてのご相談が多い印象です。
今日は特にご質問をいただくことが多いテーマ、「小学1年生算数の勉強法」についてまとめました。新生活スタートに向けて、算数にどう取り組むべきか悩んでいる保護者の方に、ぜひお読みいただきたい内容です!
1日の勉強時間の目安は10分!
一般的に、小学生の推奨勉強時間は「学年 × 10分」と言われています。
つまり、小学1年生の1日の勉強時間の目安はたったの10分。
「10分で何ができるの?」と思われるかもしれませんが、この時期に大切なのは量よりも質です。例えば、問題が5問程度解ければ十分!
無理なく取り組める範囲で、少しずつ勉強習慣を身につけていきましょう。
アカデミックよりも慣れることが最優先
小学1年生にとって、入学直後は環境の変化が大きなストレスになることもあります。
毎日学校に通うだけでも大きな挑戦です。こ
の時期に「勉強しなさい!」とプレッシャーをかけすぎると、算数だけでなく学校生活そのものが嫌になってしまうこともあります。
まずは「学校生活に慣れること」を優先しましょう。
少しずつ環境に慣れていくことで、心の余裕が生まれ、勉強にも前向きに取り組めるようになります。
算数のスタートは「数えること」から
小学校の算数は、いきなり足し算や引き算を学ぶのではありません。
最初は「数える」という数的概念を身につけることから始まります。
例えば、「3」という数字を理解するには、以下のような多面的な視点が必要です:
- 順序:「3番目」
- 数:「3つ」
- 量:「3L」
こうした数的概念は、日常生活の中での体験を通じて深まります。
数的概念を体感するためのお手伝い
おすすめなのは、家庭でのお手伝いを通して学ぶ方法です。例えば:
- 「お皿が何枚あるか数えてみて」
- 「200cc測ってみて」
こうした日常的なやりとりが、子どもたちにとって理屈ではなく体感として「数」を理解する助けになります。
学びながら楽しむことができるので、勉強嫌いにもなりにくいのが特徴です。
お手伝いをたくさんさせてあげることで、自然と算数の基礎力が育まれます。
1日1問から始めてみよう
学校生活に少し慣れてきたら、1日1問の勉強からスタートしてみましょう。
例えば:
- 宿題が終わった後、宿題でやった問題をもう一度解いてみる。
- 親が簡単な問題を出して、コミュニケーションを楽しむ。
この方法は、復習にもなり、親子の会話のきっかけにもなります。
この時期に大切なのは「続けること」です。
量を増やすことよりも、毎日少しでも取り組む習慣を作ることを意識しましょう。
まとめ:楽しく続けることが成功のカギ
小学1年生の算数学習において大切なのは、以下の3つです:
- 勉強時間は10分を目安にする
- まずは環境に慣れることを優先する
- お手伝いや体験を通して数的概念を身につける
お子様が楽しく学び、学校生活を満喫できるよう、無理なく続けられる学習法を取り入れてみてください。
アイデア数理塾では、小さな成功体験を積み重ねることで自信を育む指導を行っています。
保護者の方からのご相談も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
以上、京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや) がお届けしました!
算数好きあつまれ〜!