京の算数学問題#758
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
夏の風物詩といえば子どもたちの自由研究でしょう。
子どもたちに理科の楽しさを伝えるためには、実際に手を動かして体験することが大切です。家庭でも簡単にできる理科実験を通じて、子どもたちの好奇心を引き出し、学びを深める方法をご紹介します。
なぜ家庭で理科実験をするのか?
理科実験は、子どもたちにとって理科の考え方を実際に体験する素晴らしい方法です。
実験を通じて「なぜ?」「どうして?」という疑問が湧き、探究心が育まれます。
また、手を動かしながら学ぶことで、教科書の内容がより深く理解され、記憶に残りやすくなります。親子一緒に実験をすることで、親子の絆が深まり、楽しい思い出が作られます。
実験の前に準備すること
実験には安全が最優先です。
ゴーグルや手袋を用意したり、火や化学薬品を使う場合は特に注意しましょう。
実験に必要な道具や材料を事前に準備しておきます。百円ショップや家庭にあるもので代用できる場合も多いです。
実験場所は風通しの良いところがいいです。また、汚れてもいい場所や片付けやすい場所を選びましょう。
家庭でできる簡単な理科実験
色水の混合実験
【材料】
絵の具
水
コップ
【方法】
1. 複数のコップに水を入れ、それぞれに異なる色の絵の具を少量ずつ加えます。
2. 色水を混ぜ合わせて新しい色を作ります。
実験を通して色の三原色(赤、青、黄色)とその混合による色の変化を学ぶことができます。
どの色とどの色を混ぜたら他の色ができるのか?パターンや法則を見ながら試してみましょう!
磁石の力を探る
【材料】
磁石
鉄のくぎ
プラスチックの物体
紙
【方法】
1. 磁石を使って、鉄のくぎやプラスチックの物体、紙などに近づけてみます。
2. 磁石に引き寄せられる物と引き寄せられない物を確認します。
磁石の性質と、どのような物質が磁石に引き寄せられるかを理解できます。
磁石の問題は小学生から中学生でもよく出題されます。
引きつけられるものにはどんな共通点がありますか?
スチール缶とアルミ缶で試してみても面白いですよね。
ドライヤーで風の力を見てみよう!
【材料】
ドライヤー
ピンポン玉など軽く丸いもの
【方法】
1. ドライヤーを冷風モードで使用する
2. ドライヤーの冷風でいろんなものを浮かせてみよう。
3. 角度を変えたりしてどの角度が浮きやすいのか調べてみよう
風の力で丸いものを浮かせると上側の気流が速くなり気圧が下がります。
その力によって揚力が発生し浮き続けます。
見えない風の力を感じる実験です。
液体の断層をつくろう!
【材料】
透明なコップ
いろんな種類の液体(牛乳、水、油、はちみつなど)
着色料
クリップなど
【方法】
1.いろんな液体に着色料で色をつけておく
2.コップにはちみつ、牛乳、水、油の順に入れていく
3.液体の層が出来上がったらクリップなど中に入れてみる
液体には密度があり、密度が高い液体は上の方に、低い液体は下へいきます。
密度による液体の層を見ることで密度の違いを理解します。
実験を通じて得られる学び
実験を通じて、なぜそうなるのかを考える力が養われます。
結果を予測し、実際の結果と比較することで論理的思考が培われ、工夫し、新しい発見をすることで創造力が高まります。
夏休みの自由研究をうまく活用して子どもの理科に対する好奇心を刺激しましょう!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!