京の算数学問題#722
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
算数と数学は同じようなものだと思われるかもしれませんが、ただ単に問題が難しくなるだけでなく対策方法も変化します。
今日は算数と数学の勉強法の違いについてお話をしていきます。
・算数と数学のちがい
算数と数学の違いはそもそもの目的が異なります。
算数が計算をすることが中心で答えを出すことに重点がおかれているのに対し数学はなぜそうなるのか?というプロセスに目的が置かれています。
・算数は計算ドリルが大切
算数は計算力がものをいう科目です。
筆算で解く事も大切ですができれば暗算で解けるように練習をしておきたいところです。
計算で大切なのはスピードと正確性です。
計算ミスをできるだけ減らすために計算ドリルを時間を決めて取り組みましょう。
特に分数、小数の計算は練習が必要です。
算数の勉強は量をこなすことが大切です。
理解をすることよりもある程度はそういうものだと答えが出せればOKです。
図形問題も重要ではありますが、小学算数の勉強法は応用よりも基本問題をいかに早く解けるか?が重要です。
・数学の勉強法
数学の重要なポイントはなぜそうなるのか?という答えに行き着くまでのプロセスが大切です。
問題集の解説書が何より重要です。
1つ1つの式が何を意味しているのか?流れが口で説明できるか?に重点をおき問題集の解説書には式変形の理由などをメモしていきましょう。
近年の共通テストでは多角的な視点という学習指導要領に基づき1つの解を2つ以上の方法で解けなくてはいけなくなりました。
それゆえ教科書の問題をきちんと解く、公式の証明ができるようになる事も大切です。
・算数より数学は難しい
算数より数学は難しいと言われていますが、理由はただ解けるだけではいけないというところにあります。
なぜそうなるのか?という説明ができなければ解けたにはならないのです。
算数と違い勉強の結果が出るまでに時間がかかる科目なので毎日コツコツと勉強を続けていくことが大切です。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!