「子どもに伝える進路選択」どんな仕事が向いているの? 京の算数学#664

京の算数学問題#664

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

子どもたちが将来の夢や進路を考えるのはとても楽しいことです。

ただ、今の世の中本当に選択肢が多い!!

そんな中で将来の夢やこれからの進路を考えるのはとても大切です。

今日のブログはどうやって自分に合った仕事、進路選択を見つけるか、ちょっと一緒に考えてみましょう!

やりたい事はどうでもいい

まず、進路選択においては自分の興味や好きなこと、将来の夢から逆算する事が多いですよね。

そこでまず好きな事や興味を見つける方法を考えてみましょう。

ここでよくあるのが「〇〇になりたい」という固有名詞でのやりたいことを探そうとしすぎているということです。

例えば同じ「医者になりたい」という夢であったとしても医者になって何がしたいのか?という動詞の部分が明確でなければ心が満たされることはありません。

患者さんを助けて喜ばれたいのか?あるいは権威を求めているのか?それぞれの動詞に隠れています。やりたい事とは「やりたい」という動詞に着目すると良い進路選択ができます。

自分の得意の見つけ方

次に、自分の得意なことを見つける方法も考えてみましょう。

得意な科目やスポーツ、趣味など、自分が得意なことを探そうとするとどうしても周りとくらべてしまって「A君に比べると自分は大した事ないな」と本当の得意を隠してしまうのが人間の面白いところです。

得意とはそんなにハードルを上げなくて大丈夫です!

何がするのが好きで何が嫌いなのか?

例えば私は根っからの野球好きです。でもなぜ野球が好きなの?と聞かれても説明はできません。「父のプレーする姿を見て」というのは後付けの理由です。父が高校球児であってもサッカーに目覚める子どもは大勢いますから本当に好きなこと「はなんで好きなの?」について答えられないものなのです。

つまりそれがあなたの特技であり、才能でもあるのです。

多様性の波に飲まれないために

「将来先生になりたい!」

先生という職業はたくさんあります。

私のような学習塾の先生や学校の先生、弁護士や税理士や議員も先生なのです。

本や漫画を書いたりすれば先生とも呼ばれます。

繰り返しになりますが本当に大切なのは「何をする事が好きなのか?」という動詞なのです。

職業という名詞にとらわれず、動詞に目を向ける事で将来困難な場面に遭遇した際に別の選択肢を選ぶ事ができます。

これが本当の多様性の使い方です。

SNSは要注意!

私も活用しているSNSですが、これは子どもたちにとっては要注意です!

それは「わかった気になる」からです。

やりたい職業ややりたい事があったとしてもSNSで調べれば一瞬でリアルな声が聞く事ができます。

業界のことだけでなくメリットデメリットまでもです。

それを見ると本当にわかった気になってしまいます。

まるで働いているかのような内情の一部を知る事ができるのです。

わからないからチャレンジするし、わからないから知りたいやりたいと思うのも人間の特徴です。

わかった気になった瞬間に興味はなくなります。

まとめ

とはいえ、たくさんの仕事を知ることは大切です。

最近ではキャリア教育という子ども向けのビジネスワークショップなどを行っている会社も多く存在します。

仕事は本当に楽しいもの今のネット社会だからこそリアルのつながりはとても重要なのです。実際に足を運んで自分の興味を刺激していきましょう!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#664

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