京の算数学問題#596
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
最近インターに通う生徒もご入塾者が増えてきましたアイデア数理塾です。
インターの生徒と話をしていると以前は海外の学校に通っていた生徒も多く、日本て入学4月なんでしょ?アメリカは9月だったよ!など色々気付かされます。
そういえばなぜ日本は4月入学なのでしょうか?
日本はなぜ4月入学なの?
学校は政府からのお金で運営されていますよね。
4月入学になった理由は政府の会計年度に合わせている事がきっかけであると言われています。
4月入学のルーツ
ですが元々4月入学だったというわけではありません。
元々江戸時代にあった藩校や寺子屋は随時入学できる今でいう学習塾のような入学システムでした。
やがて明治維新により西洋文化が導入され高等学校の入学月は9月に統一されました。
そして、明治19年(1886年)に国の会計年度が4月始まり3月終わりとなるに伴い9月入学から会計年度に合わせた4月入学に改変されたという事です。
余談ですが国の会計年度は財政法という法律で決められています。
また、もう一つの理由として挙げられるのが士官学校の入学時期が4月に変更になったためです。
優秀な人材が士官学校に取られる!と4月入学が広まっていきました。
日本以外にもあった!?4月入学の国
実は4月入学の国は少数派なんです。
主にはパナマとインドです。
ですがインドは4月〜7月と幅がある入学時期になります。
入学時期は様々で、シンガポールは1月入学ですし、オーストラリアは2月入学です。
国によっていろんな制度があるのは調べていても面白いですね。
4月入学のメリットとは?
入社のタイミングもいまは様々ですが新卒採用の文化が根付いてからは4月に合わせられています。また、日本には四季があり4月は春ですので比較的気候もおだやかで暖かい環境で入学を迎えられます。
どの時期がいいというのはありませんが国際化に伴い9月入学を導入する学校も増えてきています。
4月入学のシステムもそろそろ検討する時期かもしれませんね。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!