数学の勉強中にやってはいけない事5選 京の算数学#595

京の算数学問題#595

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

良く学習塾にくる相談で「勉強のやり方を知りたい」というものがあります。

確かに勉強のやり方がわかれば自分でできると思いがちですが実はそうではありません。

時間に囚われすぎて結局覚えきれていなかったり、量に囚われすぎて非効率になったり、、

自分に合った勉強法を探すにはまずNG行動を知る事が大切です。

今日は数学の勉強でよくあるNG勉強法をご紹介していきます。

数学の問題集をころころ変える

数学は1つの問題集を繰り返しやり解法のパターンを定着させる事が必要です。

問題集は作者によって作成意図もターゲットも異なりますのでコロコロと問題集を変えていては定着する前に時間と量をこなした満足度だけが積み上がってしまいます。

数学の定着に必要なのは1つの問題集を繰り返し演習する事が大切です。

おすすめは学校で配布されているワークです。

テストも配布されているものから類題が出題される事が多いです。

まずはワークを繰り返し演習していきましょう。

自分に合っていない数学の問題集を使い続ける

数学は積み上げ科目です。

正負の数がわかっていなければ文字式や方程式が解けないのと同じで基礎レベルの問題が解けていないと応用問題はいくら解法を覚えても応用はできません。

まずは基礎レベルからはじめ次に標準、応用と段階を踏んで問題集を選んでいきましょう。

ただ基礎レベルにもいろんな基礎レベルがあるためおすすめは書店で実際に見てみて自分ができそうな問題があるかどうか?を1つの基準にしてください。

ひたすら計算ドリルだけをやっている

数学は計算がとても大事です。

ただ闇雲に計算ドリルをやり続けるのは効果がありません。

算数であれば計算ドリルを繰り返し行うのは効果的ですが数学はその答えになぜいきつくのか?というプロセスを重視します。

計算力も大切ですが計算だけにこだわり続けるのは結果的に点数が上がらない要因になります。計算ドリル+図やグラフなど全ての知識に連動性を持たせましょう。

1つの数学の問題に悩みすぎる

勉強時間が確保できるようになるとありがちなのが1つの問題に時間を使いすぎてしまい結果的に効率が悪くなってしまう事です。

数学あるあるなのですが、勉強を進めると「もう少しでわかりそうなのに!」という錯覚に陥る事があります。ですが本当にわかるのであれば5分でイメージがつきます。

テストでこの粘りは大切ですがその勉強では速く解説を見て理解し直した方が効率は良いのです。

答えを見て分かった気になる

ただ、常に答えを横に置いて答えを見ながら演習を進めるとわかった気になってしまいテスト本番でうまく結果が出ない場合もあります。

わかった気になっていないか?はテスト形式で問題を解くように心がけると確認ができます。例えばこのページを30分以内に解き切ろうと基準をきめ最後に丸つけをするなどです。

大事なのは5分以内に解法方針が立てられる事!

勉強において大切なのは時間効率です。

スポーツでも同じですが練習で上手くできないことは試合でも上手くできません。

テスト勉強は5分以内にこうやって解くんだという解法のゴールが見えなければ解説を見て理解する事を繰り返しましょう。

定着したと思ったら時間を決めてテスト形式で演習を解いていきます。

また、1回で全てを理解しようとするのも御法度です。

どうしても理解できない問題もありますのでその時は問題集の2周目3周目以降で理解できればOKです。また、それでも理解できない問題もありますがその場合はチェックをつけておいて次の問題集に進みましょう。

自分の苦手と得意が明確になりますので受験対策もしやすくなります。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#595

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