京の算数学問題#578
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「先生なんで?」
「これってどうして?」
子どもが成長してくると質問攻めに困ったことはないでしょうか?
実はこれが学習意欲の根幹なのです。
今日は子どもが知的好奇心が高いお子さんに対する関わり方をお伝えしていきます。
知的好奇心ってなに?
知的好奇心とは、興味を持ったことにもっと知りたい!と思う感情の動きのことです。
知的好奇心には「なんでもいいから知りたい!」という広く浅くの拡散的好奇心と「本当に知りたい情報を徹底的に調べたい」という狭く深くの特殊的好奇心に分かれることがわかっています。
知的好奇心を高めることはその後の探究心や学習意欲の向上、主体的に学ぶ意欲の向上につながります。
知的好奇心は何歳から?
3〜6歳が知的好奇心を伸ばせるゴールデンタイムだそうです。
この頃から「これはなに?」「これどうするの?」といった知的欲が活発になります。
公園へ遊びに連れていったり、 親と一緒に遊んだり共に時間を過ごすことで学ぶことは楽しいことであるという自覚が生まれてきます。
知的好奇心が高い子どもの特徴とは?
積極的に行動をする
知的好奇心が高い子どもは自分で学びたい対象を見つける習慣がついています。
なので自らもっと知りたいと意欲的に行動をし積極的に行動をする習慣があります。
自分で考える習慣がある
自分の学びたいことや興味が明確であるので主体性が育まれています。
これをやりたいだけでなくこれをクリアするにはどうしたら良いのか?など自分自身について主体的に考えている特徴があります。
失敗をしても反省し挑戦する力がある
知的好奇心が高い子どもは誰よりも行動します。
その分失敗も多いのですが、きちんと反省しトライアンドエラーを繰り返す特徴があります。もちろん落ち込むことがありますが、レジリエンスが備わっていると言い換えることもできます。
自分の意見がある
様々な活動を通して得た学びは主体的であるがゆえに自分の意思として保持されます。
私はこう思うという自分の意見を明確に持っているのも知的好奇心が高い子どもの特徴といえます。
子どもの知的好奇心を高めるには?
ポイントは世の中には自分の知らないことがたくさんあるという事実を子どもが実感することです。
例えば図鑑や地図など写真を多く見て興味を持つきっかけを与えることや、家族でお出かけをしたりして普段見慣れない土地にいくことも大切です。
また、大人が夢中になっている姿を見せるのも効果的です。
プラモデルや電車でもいいですし、仕事が楽しくてしかたない!でもいいのです。
大人が真剣に向き合っている様子を子どもに見せることも知的好奇心に良い影響を与えます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!