【中学生編】計算を速くする方法 京の算数学問題#549

京の算数学問題#549

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

中学生に入るとただ暗算ができる!計算が速いだけでは徐々に通用しなくなってきます。

それもそのはず、、、

中学は文字を使った式や()を使った式など複雑な計算が増えてくるからです。

今日は中学生に向けた計算が速くなる勉強法をお伝えしていきます!

暗算が速いだけではだめ!?中学の計算事情とは?

小学生の頃の計算が速いとは暗算が速いことを指していました。

例えば21×11=231をサラッと解いてしまう場合などです。

ですが中学生は違います。

2x+2=3x-2のように方程式が出てくると「???」とフリーズしてしまう生徒も多い様子。

小学校の頃はできていたのになぜ?そう思われるかもしれません。

ですが、ここには大きな差があります。

小学校の頃の計算は一方通行です。

2+3=5というように左から右へと流れる計算方法になります。

中学生は右へ左へ自由に行き来ができます。(移項と言います)

ここが生徒たちを迷わせるポイントなのです。

計算スピードを上げるためには方程式の構造をよく理解する必要があります。

計算スピードアップへの道〜めんどくさい作業をコツコツと〜

中学の授業で学ぶ方程式で解法を丁寧に書くように習慣づけましょう。

「こんなの余裕だし!」と思うかもしれませんが、意外にこの作業が計算スピードアップの第1段階なのです。

2(x+1)-1=3x

2x+2-1=3x

2x+1=3x

2x-3x=-1

-x=-1

X=1

かなりくどいような解答ですが、方程式の計算が速い人はこの過程を頭の中で瞬時にできています。だから速いのです。

ここは面倒臭いですが時間をかけて丁寧に書き手順を身につけましょう!

連立方程式や2次方程式も同様です。

問題のパターンを覚えよう!

方程式の計算といえど()がついているもの、小数、分数など様々なパターンが出題されます。

様々なパターンを上記の解法を丁寧に書く方法でパターンを覚えていきましょう。

そうするとこれはまず100をかければいいんだな、まず分母を消せば良いんだなど解法がパターン化できます。

難しい問題をやれば良いわけではない!

よくありがちなのが難しい問題ばかりを学習し、逆に定着しないという問題です。

闇雲に難しい問題ばかりをせず段階を踏んでスピードアップを図りましょう!

難しい計算問題もスラスラできるようになる!

中学数学は確かに計算1つとっても難しいです。

文字のような抽象的な概念もでてきますし、文字式と方程式のように似て異なるものがたくさん出てきます。

ですが、初めの解法をきちんと丁寧に書き流れが定着すれば自ずと難しい問題でもスラスラと計算できるようになってきます。

計算問題は入試の大切な得点源です。

ぜひ冬休みの間にチャレンジしてみましょう!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#549

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