京の算数学問題#543
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
受験まであとわずか…!
この冬休みの時期は受験の結果に差がつく大切な時期です。
ただ、「昨日まで頑張っていたのに突然やる気が出なくなった。」
「スマホばかり触っていて全然勉強が進まない、、、」
これらは燃え尽き症候群と呼ばれる心因性の症状が原因かもしれません。
今日は受験期における燃え尽き症候群について解説していきます。
「気合い」で乗り切れない燃え尽き症候群
燃え尽き症候群は突発的に起こる場合もあるものの多くはわずかな兆候が見られます。
それが例えば第二志望の受験後などある特定のポイント後に発現します。
「あなたが言い出した受験でしょ!」
「受験までもう日がないの!」
「なんでやらないの!」と叱ってしまうと余計に萎縮しさらに長期化する恐れもあります。
つまり、専門的に対処が必要で、気合いではどうにもならないのです。
原因は過度なストレス
原因は過度なストレスです。
受験期におけるプレッシャーややってもなかなか成果が出ない事によるプレッシャーなどさまざまな関係性ががんじがらめになりプレッシャーとして脳へストレスを与えます。
つまり、頑張りすぎたが故に起こる症状でもあります。
後に記述しますが、頑張りすぎている場合は少し休息も必要です。
燃え尽き症候群になる前に
ポモドーロテクニックを活用する
ポモドーロテクニックとは10分勉強し5分休むと言った短期集中のサイクルを利用した勉強テクニックです。
真面目な生徒ほどやらねば思考が強くなりますので勉強量や勉強時間で他者と比べがちになってしまいます。
そんな時は意図的に勉強のサイクルを変え、目的を明確にすることがおすすめです。
ハードルを下げスモールステップを意識する
受験期にはどうしても難しい問題にチャレンジする時期が来ます。
そうすると伸び悩み期に突入します。
そんなときできないが積み上がるとどうしても自信喪失につながり、モチベーションも低下します。
そんな時は目標のハードルを下げてみましょう。
フィードバックがすぐ返ってくる勉強を取り入れるのが効果的です。
例えば10分で計算問題を解くや、公式をまとめてみるなど
基礎にフォーカスした短時間で解決する勉強法がいいです。
少しずつできたを積み上げることでモチベーションを保ちなおします。
新しいテキストを使ってみる
受験勉強では特に理系科目において同じテキストを周回することが良いことであるとされています。これは間違っていないのですが、脳へのストレスはマンネリ化によって起こることもありえます。
そんな時は新しいテキストを使ってみて刺激を加えるのも効果的です。
視覚情報が新しくなると、脳も活性化します。
タイミングに応じた適切なアプローチを
退くことも勇気です。
燃え尽き症候群に陥るとお子さん1人の力ではなかなか立て直しが難しく、本人も自分で言い出した受験なら「退くに退けない」と考えていて余計に自分で自分を苦しめてしまう場合もあります。
そんな時は退くことも勇気です。
もちろん場合によっては乗り切ることだって可能です。
その子のタイミングに応じた適切なアプローチをするためにはぜひ第3者を頼ってください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!