京の算数学問題#512
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
子どもたちは日常のほとんどを学校で過ごします。
その中でも影響力が大きいのが学校の担任の先生です。
よくご相談でもあるのが「担任の先生との相性問題」です。
今日は、子どもが「先生がイヤ」「先生に無視される」など担任の先生に対する不満を言った際にどのように対処すればいいか?を書いていきます。
対応①まず子どもの気持ちを聞いてあげよう!
嫌いと発言をするからには何かの理由があるはずです。
いきなり「先生のことは悪く言ってはいけない!」「あの先生いい先生だから!」や「あんたが悪いんやん」と話を遮断してしまうと多くの場合否定されたと感じてしまう傾向が強くなります。
その結果「言ってもむだだ」という解釈になり抱え込むケースも生まれてしまいます。
まずはすぐアドバイスをしたり励ましたりするのではなくただなぜそう思ったのか?何かあったのか?を聞く機会を作りましょう。
対応②母の意見を子どもに伝えてみよう
次に話を聞いて思ったことを子どもに伝えます。
例えば「それならお母さんは先生がいけないと思うから先生に直接言おうと思うけどあなたはどう思うか?」「それはあなたがこうすればよかったんじゃないのか?」あくまで私はこう思うがあなたはどう思うの?という意見交換をしてみましょう。
対応③学校と協力体制を築こう!
ある程度子どもの意見を聞くことができたら決してやってはいけないのが学校の先生批判です。
よほどひどいと感じる場合は除いて基本的にはあくまで中立でいてください。
学校の先生を批判してしまうと確実に子どもも先生を信頼しなくなります。
人にはいい部分と悪い部分があり子どもにとっての悪い先生は言い換えるなら「相性が合わない先生」なのです。
学校のはいろんな先生がいます。仮に担任の先生との相性が合わなかったとしても、別の先生と相性があったりすることが良くあります。
そのためには学校との協力体制が必要です。
あくまでこちらから歩み寄る姿勢を持ち、相談ベースでの関係性構築を計りましょう。
何事も段階が大切です。緊急の場合を除き問題解決は時間がかかりますので、早い段階からはじめていきましょう。
大切なのは相性の問題を責めないこと
繰り返しになりますが、どんな人にも相性はあります。
親子間ですら相性の合う合わないはあるのですから、当然先生との間にもあります。
社会に出た時も当然相性の合う合わないがあるのです。
そのために子どもたちに教えなくてはいけないことは1人相性が合わないからと言って組織全体がそうではないということ。
別に相性が合う先生がいるはずです。
その視点が大きな子どもの可能性を引き出します。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!