京の算数学問題#493
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
集中力が続かない!
実は集中力を持続させるためのテクニックがあるのです。
今日は実際に効果のあった事例も交えてポモドーロテクニックについてお話をしていきます。
ポモドーロテクニックってなに?!
ポモドーロテクニック(Pomodoro Technique)は、時間管理および作業効率を向上させるためのテクニックです。
このテクニックは、1980年代にイタリアのフランチェスコ・シリロ(Francesco Cirillo)によって開発されました。
名前は、トマト型のキッチンタイマー(Pomodoroはイタリア語でトマトを意味します)を用いていたことに由来します。
ポモドーロテクニックのやり方
1. 25分の作業セッション(ポモドーロ)を設定します。
2. 25分間勉強をします。
3. タイマーが鳴ると、5分の休憩を取ります。
この休憩を通じてリラックスし、気分転換を図ります。
4. 25分の勉強と5分の休憩を繰り返します。
通常、4つのポモドーロを1セットとして行います。
5. 4つのポモドーロを終えたら、長い休憩(15〜30分)を取ります。
このサイクルを繰り返すことで、長時間の勉強の集中をよりコントロールしやすくし、疲労を軽減しつつ効率を向上させることができます。
ポモドーロテクニックは、特に集中力が必要な場合や時間管理が難しい場合に有効です。
また、進捗を可視化するためのTo-Doリストを併用することも一般的です。
ポモドーロテクニックの勉強法デメリットとメリット
ポモドーロテクニックの利点には、集中力の向上、作業効率の向上、タスクの優先順位付け、長時間の勉強に対するやる気の維持などがあります。
このテクニックは個人の勉強スタイルに合わせて調整でき、多くの人にとって非常に効果的な時間管理手法となっています。
また、ON、OFFを明確にすることでダラダラと勉強をする習慣が改善できます。
一方で、デメリットとしては、時間による制限が原因で起こるプレッシャーや、勉強内容によっては25分が適さない場合があります。
例えば英語や数学の計算など短時間で終わることに関しては適用できますが、入試数学や現代文など時間を要する場合はポモドーロテクニック自体が向いていない可能性もあります。
時間配分は大切
実際に以前見ていた生徒で授業中に睡魔が襲ってくる生徒がいました。
おそらく脳がキャパオーバーを起こし睡魔として現れていたので以前はすごく怒られていたということでした。
そこで10分勉強をして5分休憩というサイクルにしたところ授業態度が激減し、寝ることはほとんどなくなりました。
時間もその子に応じて利用するのが良いと思います。
特に小学生に関しては勉強習慣の練習にもポモドーロテクニックは有効だと言えます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!