【小学校算数】にがてな文章題は〇〇〇〇で解決! 京の算数学#454

京の算数学問題#454

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

小学生特に3年生あたりから算数が徐々に難しくなってきます。

その1つが文章問題です。

当塾でも「文章題が苦手です」というご相談を多く受けてきました。

今日は算数の文章題が苦手なお子様に対してどういうアプローチを行なえばいいのか?ご紹介していきたいと思います。

本当は文章を読めていない

例えば、6は3の何倍でしょう?という問題があった時、読めていない生徒は「6 3 何倍?」という読み方をしていることがあります。

この現象がなぜ起こるかというと次の文章をできるだけ速く読んでみてください

「みなさま!はめじしまて!

こなんにめちくゃなぶんしょうでさえつたわるんです!」

人は文章を読む時全ての文字を読んでいるわけではありません。

拾った単語をつなぎ合わせて読んでいるのです。

つまり頭の中で結びつける力がなければ読めないのです。

このような現象をタイポグリセミア現象と言います。

読解力とは異なる算数のイメージ能力

読解力とは1言1句正しく読むことではありません。

文字通り読み解く力です。

つまり言い換えれば文章題の内容がイメージできているか?ということになります。

では本を読ませればいいのか?と言われると少し違います。

算数の場合は数字をもちいて抽象化していますので、物語をイメージするのではなく動きや動作をイメージすることが多いです。

また、算数や理科の文章題に関してはなぜその操作をするのか?この抽象的な数字は何を意味するのか?の理解が必要なので国語の読解力よりも難易度が上がってしまいます。

文章題が得意になるイラスト勉強法

私個人として極度に文章題が苦手な生徒におすすめしているのはイラストを用いることです。お絵描きとして捉えれば苦手な文章題にも取り組みやすくなります。

【やり方】

対象の文章題を選び3回音読をする

音読をしたら文章題の流れを簡単にまとめる

対象のイラストを描く

これを繰り返します。

式は書かなくて大丈夫なので繰り返しやってみてください。

式を書いてしまうと判断が正解か不正解の2択になってしまいます。

イラストはここまではできたね!といういわゆる褒めどころが見つかりやすいので拒絶感なく取り組むことができます。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#454

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