京の算数学問題#452
京の算数学ブログ
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
子どもが書く字を見ていると丁寧ではないと感じてしまうこともありますよね。
字が丁寧に書けずにミスをしているところを見ると「ちゃんと書いてね!」と言いたくなるところですが、言ってもなかなか改善されないとなると不安になりますよね。
今日はそんなお悩みにお答えしていきます。
きれいな字とさんすう
算数の計算問題を解いているとわかると思うのですが小学1年生の終わりぐらいから途中式が大切になってきます。
いままでは3+5=8で済んでいた計算が4+8-2など足し引きをする数が増えてきます。
そうすると4+8-2=12-2=10というように途中式を書くと間違いが減ります。
高学年になれば尚更なのですが、この途中式がケアレスミスを減らす方法でもある一方で、字がていねいに書けずに計算ミスが増えてしまう場合があります。
よくあるのが2と5、0と6の見間違い。
―と=を見間違えるなどです。
きれいな字はケアレスミスを減らすことに役立ち結果的に算数力がアップすると言えます。
そもそもきれいな字をかける小学生は少ない
そもそもの話ですがきれいな字を書ける小学生がめずらしいです。
多くの子どもたちは大人目線ではていねいな字ではありません。
その多くは書かないのではなくて書けない事がおおいのです。
小学生がていねいな字を書けない理由
字をていねいに書くときはそうしようと強く集中しないといけません。
まだ、上手に手を動かせなかったり勉強の覚えることに集中している生徒にはそこでていねいに字を書こう!とすると余計に勉強が頭に入らなかったり、疲れやすくて勉強から離脱してしまったりします。
また、頭の処理能力が早い生徒は処理速度に身体が追い付いていない場合もあります。
じゃあどうしたらいいの?
まずは何が必要か?優先度を確認していくのが良いと思います。
例えば算数の計算ができるようになりたいが優先だとどうしても字をきれいに書くのは後回しになってしまいますよね。
もっとできるようになりたい!という意欲が出始めてから字も1つの手段だよと伝えてあげるのが良いでしょう。
大事なのは勉強は誰のためにするのか?です。
「自分のために」勉強をするのが良いのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!