今日の数学問題#414
数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「今の子ども達は頭がいい」
学校の先生や経営者の方とお話をするとほんとうによくこのワードをお聞きします。
私が見ていてもものすごく頭がいいな、処理能力が高いなと感じる生徒が多いです。
ただ、一方でなんでも暗算でやろうとし過ぎて逆に成績を落としている生徒もおります。
今日は暗算という算数のツールについて気を付けておいて欲しい事をお話し致します。
暗算がワーキングメモリを育てる
ワーキングメモリとは作業に必要な情報を一時的に保存し、処理する能力のことです。
超瞬間記憶という物ですが、ワーキングメモリを強化すると計算能力や文章の読解力、いわゆる勉強に関する基礎力がアップします。
暗算はこのワーキングメモリが鍛えられます。
一時的に見た情報を保存し、頭の中で処理をするということはものすごくいいトレーニングなので、ぜひお子さんにはお勧めしたいトレーニングです。
暗算が計算ミスを増加させる?!
ただ、今の子ども達の環境はICTの発達により目の動きが悪い生徒が多いです。
暗算に頼りすぎると計算式が複雑になった時に、どうしても限界がきます。
そうなると計算ミスが増えます。
暗算→途中式を書く癖をつけよう!
暗算トレーニングの後は必ず丁寧に途中式を書く事を意識しましょう。
丁寧に書くというトレーニングも数学の成績アップには必要です。
途中式が丁寧に書けるということは、解き方の流れが理解できているということなので、特に中学生は意識をしておきましょう。
ほんの少しの意識で計算ミスは大きく減ります。
ぜひチャレンジしてみましょう!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!