今日の数学問題#308
数学コラム
好きな事を仕事にする論争について
色んな人のお話を聞いていると
好きな事を仕事にする派
好きな事を仕事にするべきでない派
がいらっしゃいます。
どちらも正しいと思いますし、なるほどな〜と感じる事も多いのですが、実際どうなのでしょうか?
今日は僕個人の仕事論について話していきます。
好きな仕事って何?
好きな仕事って難しいんですよ^^;
結局イメージでしかないので、
社会人になって仕事をし始めて
初めてわかるんですよね。
なので好きな仕事というのは個人的には存在しないと思います。
どちらかというと「好きな事」「嫌いな事」を全て混ぜた時に好きな事が多い物を好きな仕事と定義しているに過ぎないのではないでしょうか。
好きな事を仕事にすべきかどうか?
生徒が「学校の先生から好きなことは仕事にしない方がいい」と言われたけどどう思うか?と聞かれた事がありました。
すごく理解できます。
おそらくその先生は公私混同を考えられていたのではないでしょうか。
好きだからこそのめり込みますし、好きだからこそ理想を生みます。
ですのでなかなか仕事としてやっていくにあたりプライベートとの棲み分けがやりにくくなってくるのです。
その先生はきちんと行間を伝えられていたので、本当に感動しました。
ただ、僕個人の意見で言えば好きを仕事にした方がいいと思います。
ただし!カテゴリで見ない事が大切です。
例えば好きな事=学校の先生となってしまうと、選択肢が小さくなってしまいますし、こだわりをさらに強くさせてしまう場合もあります。
教える事が好き、子どもが好きというのであれば、学校の先生以外にも私たちのような塾もそうですし、幼児教育もそうです。親子オンランサロンでもいいかもしれませんね。
メタバースを使った世界規模での関わりも持てるようになるかもしれません。
なので僕は「どんな仕事につきたいか?」よりも「何をする時が好きか?」を生徒に聞くようにしています。
好きは自然発生する
最近の風潮としてなりたい仕事を探しましょう!
好きな事を探しましょう!
というプレッシャーがすごく強いように思います。
子ども達は好きな事ってなに?と聞くと大半がゲームです。
彼らは好きと楽しいを混同しているように思えてなりません。
好きな事とは多少嫌なことがあっても乗り越えられるエネルギーがある行為だと思います。
例えば僕は小学校の時習い事をしていました。
習字、スイミングなどなど
でも長続きしたことがなかったのです。
ですがなぜかわからないけど野球だけは小学校4年の終わりに初めてから今も継続し続けています。
それは野球が好きだからです。
今は仕事としても野球の指導に関わっています。
多分好きってこういう物だと思うのです。
もちろん野球も途中で嫌になった時期もありました。
でも何故かまた好きという気持ちが戻ってきたのです。
多分好きってこんな感じで嫌で辞めてもまた戻ってくるとか、
何故かわからないけどという無意識的なご縁のようなものなのです。
ですから好きが見つからないからと言って卑下する必要はなく、これもタイミングやご縁だな〜ぐらいでいいと思うのです。
その方が肩の力が抜けより好きを見つけやすくなります。
好きは自然発生する物です。
自分で生み出すものではありません^^
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