今日の数学問題#285
数学コラム
30秒復習が成績アップのカギ!
実は好成績の生徒には共通点がありました。
それは学習後30秒だけの振り返りです。
記憶の定着には繰り返すことが不可欠。
できた気になるのがテストの落とし穴です!
記憶のメカニズム
人間の記憶を司る海馬は、「生きるために必要と感じた情報」を残します。
ただ今の世の中生きるために必要な情報と言われてもそんなにないようにも思います。
そこで、繰り返して刷り込む事が必要になります。
繰り返し繰り返し頭の中に入れると「これは必要な情報なんだ」と脳が認識をするため記憶する事ができます。
大人になっても九九を覚えているのは常に使っているからなのです。
暗記科目に惑わされるな!
良く暗記科目は得意なんだという生徒がいますが、少し待ってください。
実を言えば数学や英語も暗記要素が大半なのです。
特に高校数学まではほとんどがパターンの暗記です。
応用が効かない理由は重要なポイントの暗記ができていないと言うことになります。
ただ数学英語は積み上げ教科ですので、どうしても前の範囲が必要にはなってしまいます。
ですので生徒からすると暗記科目ではなくなってしまうんですね。
きょうから出来る!30秒復習法
記憶の定着は繰り返すこととお伝えしました。
実は記憶の定着を促すための30秒習慣があるのです。
それは、勉強後にテキストを閉じ30秒思い返すと言うものです。
例えば数学の2次関数の問題を解いたら終わった後、どんな解き方をしたか?もう一度思い出すのです。
これを繰り返していると記憶にも定着しやすくなりますし、思い出せなければもう一度テキストを見て覚え直しましょう。
やって終わりではなくこの一手間が成績アップには非常に重要なのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!