今日の数学問題#281
数学コラム
結果を出し続けているトップアスリートの指導をしていると感じるところがある。
それは「目標に向かって」の推進力がすごいという事。
この推進力は受験勉強でも活かせる。
結果を出す先人から受験勉強に対する攻略法を学んでいこう。
目標とマイルストーン
良く目標を設定しよう!とかテストで何点を目指そうか?とか言われますよね。
でも、「いやいやそんなの取れるわけないじゃん」
その気持ちはわかりますが、そう思った時点で終わりなんです。
トップアスリートは常に目標を設定しそこに向かって進んでいきます。
この目標が頑張れば達成できるということを知っているからです。
彼らの目標のレベルは今の自分が努力をすれば到達できるレベルに設定しています。
そして、マイルストーンを細かに設定し今の目の前の課題に全力で取り組めるようにしています。
脳科学上、遠い未来を見据えた行動よりも目の前の課題に対して全力で向き合い、今を生きている方がゾーン状態になる。幸福度が上がることがわかっているのですが、彼らは無意識に没頭する術を知っているのでしょう。
目標を設定した後は今を全力で生きています。
自分の現在地が明確である
例えば大谷翔平選手が高校時代マンダラチャートを書いた事は広く知られています。
マンダラチャートは自分の目標を分析し今必要なことを洗い出せます。
つまり今の現在地がわかるのです。
目標を達成し続けている彼らは自分の今いる位置を明確に感じ取っています。
できる術を全力で考える
「時間がないから」
これは仕事でも良く耳にする言葉ですが、時間がないからやらないとは、優先順位が低くなっているからやらないのです。
例えばご飯は時間がなくても食べると思います。
それと同じように今、何が必要なのか?その目の前の課題をどうやれば乗り越えられるのか?を全力で考え実行し続けているのがトップアスリートです。
素直に、愚直に
トップアスリートは努力の大切さを知っています。
それと同時に辛さもわかっています。
一夜漬けで結果が出たとしてもそれは一時的なものです。
常に結果を求められる世界で結果を出し続けている選手は毎日コツコツと愚直に努力し、自分自身の未熟な部分もできるようになった成長ポイントも素直に受け入れています。
受験勉強の心構え
受験勉強は、学生にとっては一大イベントです。
初めての受験はどう勉強したらいいかもわからず、やる気もなかなか出ない部分もあるでしょう。
ただ、僕は嫌ならやらなくてもいいと思うのです。
困るか困らないかはその選択をとった後でないとわからないんです。
アスリートも辞めるという選択はできるはずでもそれだけ必要性を感じているからこそ愚直に努力ができるのだと思います。
受験勉強は1つの成長起点です。
トップアスリートのように、全力で努力することの大切さ、結果にこだわることの大切さを学ぶいい機会ではないでしょうか?
今の実力を踏まえて志望校を立て目の前の課題に全力で向かいましょう!
努力した先にしか見えない景色が必ずあります。
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