今日の数学問題#262
数学ブログ
「中学 勉強時間 平均」と調べてみてください。
ベネッセが2020年に行った調査では、中1・2は1日2時間程度、中3は1日2.5時間程度であるとされています。
しかしこれには落とし穴があります。
「成績上位層を対象にとられたアンケートである」
つまり全体をみるともっと下降していくと思われます。
じゃあどうやったら子どもが自分で勉強するようになるのか?
それは任せるということです。
今日は任せるについてお話をしていきます。
勉強やれ!は禁句
基本的に勉強をやりなさい!は勉強しません笑
実は私も勉強は自分でやっていた人なのですが、受験勉強の時に家族からそろそろ休んだら?と言われていたレベルに休みの日は1日勉強をしていました。
特に親子の関係性でこうしなさい!と言われると、思春期の子どもたちは、得体の知れないイライラに見舞われまず聞きません。
それで正常なのです。むしろ順調に成長されています。
ですので基本的には勉強しなさい!は禁句です。
任せるは自己責任
任せると放置するは違います。
ここがみなさん悩まれるのです。
距離感が掴みづらい。
ですので基本は、普通にしておいてもらって大丈夫です。
ただ、みていて子どもに対してイライラしたりすることもあるでしょう。
「なぜやらないのか?」
「宿題はやったのか?」
「なんですぐやらないの?」
そこで少し落ち着いて考えてほしいのです。
イライラしているのは大人側です。
もちろん私も人間ですのでイライラしたりしますがその時は、こう考えるようにしています。
「このイライラは自分の問題だな」
そこで声をかけてしまうともしかするとその子は自分で予定を立てているかも知れないのです。
人は本当に必要性を感じないと動けない生き物なのです。
だから僕は生徒を信頼して次の声をかける場合が多いです。
「勉強をしなくても僕は困らない、あなたも困るかどうかはわからない、必要だと思ったらやってみたらいいと思うよ^^」
見守る側の丹力
重要なのは信じて見守れるか?という大人側の丹力です。
1つおすすめの方法は
「この子が自分で乗り越えられる力を持っているとしたらどう私はあるべきか?」
と力がある前提で考えてみることです。
そうすれば自ずと今必要なことがわかるようになってきます。
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