今日の数学問題#251
今日の数学コラム
「自分のペースで勉強すれば良い」
この言葉は僕も指導でよく使います。
ですが大きな落とし穴があるのです。
自分のペースでというのは、生徒の本当の力を引き出せるのでしょうか?
今日はそんなお話です。
マイペースに勉強しようをどういう意図で使うのか?
私の場合「ちょっと落ち着こうね」という意図でしか使いません。
頑張ろう!としている生徒はそれだけですごい能力を秘めています。
塾に来ている時点で意欲的なのはいうまでもありません。
そんな時受験前などすごく焦って、過剰にやり過ぎる生徒もいます。
追い込む事はいい事ですが時期尚早にやり過ぎるのは、受験当日まで持ちません。
そんな時にちょっと落ち着こうねという意味で自分のペースでやろうと言います。
今のうちに自分のペースがわかっていると無理が必要な時期に無理ができるからです。
マイペースと無理しないは違う
マイペースはあくまで自分のペースということです。
1日14時間できる人もマイペースですし、受験シーズンに毎日長時間勉強ができるのはいわゆるマイペースだからでしょう。
たまにマイペースを楽したいと捉える生徒もいますがそれは大間違いです。
マイペースと無理をせずに受かろうは全く別問題です。
決して無理をしない事が悪いことではありませんがそれなら無理せずに受かる努力をすれば良いのであってマイペースと混同すると余計思考が固くなってしまいます。
時にはマイペース、時にはハイペース
マイペースを意識し過ぎるとテストのスケジュール通りに進まず勉強に穴が出やすくなってきます。
コツコツとやっている人でもテスト前にはペースアップをして追い込みをかけます。
ずっとマイペースの人はいませんので使い分けが重要なのです。
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