数学コラムの目次
今日の数学問題#202
今日の数学コラム
計算力を上げたい、とにかく問題を解いたら良いんだ!と大量の計算問題に取り組んでいるあなた。
「ちょっと待ってください!」
それだけでは、根本的な計算力は上がって来ません。
今日はアイデア数理塾が実際に生徒に対し行っている3ステップアプローチを特別公開いたします!
ステップ1 計算力は眼の力
「昨日の晩御飯は何をたべましたか?」
そう言われると目は動くはずです。
つまり眼と脳はつながっており、目を動かす事が脳の活性化につながります。
眼の力はまず目を動かすことから始まります。
きちんと眼が動きみたいところが見えるようにならないと頭の処理能力だけを鍛えても眼が追いつかずに計算ミスが多発してしまいます。
まずは眼のストレッチを行って眼の筋肉を柔軟にしていきましょう!
ステップ2 ワーキングメモリーと瞬間視を鍛えよう!
ワーキングメモリとは瞬間記憶能力です。
暗算は一瞬覚えていて瞬時に次の数字情報が入っていくる複雑な過程を通過しなければいけません。
また、瞬間的にみた情報を把握する瞬間視のトレーニングも有効です。
瞬間視とワーキングメモリは相関がありますので、瞬間視のトレーニングを中心に行っていくとワーキングメモリも鍛えられます。
計算トレーニングに入る前に必ずこの2ステップはこなしておきましょう!
瞬間視が鍛えられると集中力もアップします。
脳の処理機能がアップしてくると副産物的にパフォーマンスが上がってくるので部活をやっている生徒も非常に有効です。
ステップ3 実際に計算を行おう!
計算は時間勝負です!
ただ時間感覚が身についていないと中々計算ミスも減って来ません。
キッチンタイマー等を活用して時間感覚を身につけましょう。
おすすめは5分に設定し連続して解く。
5分でこれぐらい解けるのだと知覚し、その後で時間の目標設定を決めていきます。
毎日5分で良いので継続して取り組んでみましょう!
実は1日だけ長時間行うよりも継続的に短時間行うほうが効果があったりします。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!