今日の問題#171
今日のコラム
もう今年も半分が終わりました。
受験まで、約半年しかありません。
今頃になると徐々に焦り出してくる生徒やまだ余裕の表情を見せる生徒と大体二極化しますが、ちらほらと高校についての質問や相談も増えてきたように感じています。
そんな中でも僕が思う高校進学についてつらつらと書いていきたいと思います。
僕が学生の時の高校選択
僕が学生の時はいわゆる普通が良かったんです。
みんなと一緒の学校へ行くだったり、そんなに勉強したいわけでも無いけど学校は程よく楽しみたいそんな想いで「公立高校、偏差値50くらい」という選択を取りました。
当時はバス停方式だったので進学できる高校は特進でなければある程度絞られていましたので、僕の場合は3〜4校の中から選ぶという感じでした。
なので高校選択はそんなにめちゃくちゃ迷っていたのではなく割と模試を受けて結果を見てA判定出ているから友達も行くし僕もここにしようと決めたという流れです。
高校選択の自由化
そんな中制度改定により京都市では通学圏が合併したり受験制度が変わったりと選択肢が増えてきました。さらには奏和高校などの成績以外の判断材料を検討した新しい取り組みを推奨する学校も現れました。
また、全国的に見ても2016年にN高等学校が現れたことにより通信制高校の概念が少しずつ変化を見せ始めます。
僕が学生の頃はどちらかと言えば学校へ行く事が難しかったり、芸能活動をやっていて時間が取れない生徒が行くイメージでしたが、今では起業をしながら勉強をするとか自分がやりたいと希望する物を勉強しに行く場としても通信制高校が選択されています。
新しい学校の在り方
通信制高校の種類は大きく2パターンあります。
1つは学校法人の通信制高校。これは通常の学校と変わりません。
一方でサポート校という通信制高校があります。
サポート校は学校と企業等が提携し学校で卒業資格を取得し企業で生きるために必要な学びをしていくと言った取り組みをされています。
これも選択肢としてはいいのかもしれません。
どうやって選択したらいいか?
結局は進学する目的がなんなのか?という事と将来どうなりたいのか?が大事かなと思います。もちろん将来のイメージって明確にできる人は僅かですので、もっと簡単な物でいいです。
大学へは行きたいの?
どんな会社に入りたい?
起業したい?
どんな大人になりたいの?
お金持ちになりたい?それとも自分の時間を使いたい?両方?
など、すごくシンプルな質問でいいと思うんです。
その上でその選択肢が広がる選択を高校で取るべきだと思います。
もちろん人生何歳からでもやり直せるとは思いますし、チャレンジに年齢は関係ありませんが、成功する可能性の高さで言うと下がるところはあるのだと思います。
例えば少しでも高い大学へ行きたいのに高校受験でここでいいわと偏差値を下げてしまうと、どう考えてもよほどの自制ができる精神力でない限り環境的には勉強モードにはなりにくいです。指定校推薦で行くにしても枠は少数だったりします。(現に僕が行ってた高校は不祥事により某有名大学の指定校推薦枠が失くなりました)
高校選びの基本はまず本人がどこを目指すのか?
それが一番大事な事です。
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