失敗は成功の母 by トーマスエジソン 今日の数学#161

今日の問題#161

数の大小関係

今日のコラム

トーマスエジソンは蓄音機や電球などの発明で知られる発明家だ。

失敗は成功の母といえばトーマスエジソンが思い浮かぶだろう。

エジソンは自分の失敗の捉え方一つでここまで変革をもたらす事を教えてくれた。

エジソンの言葉には、失敗の捉え方を変える言葉が数々残っている。

「私たちの最大の弱点は、諦める事にある。成功するのに最も確実な方法は常にもう一回だけ試してみる事だ」

「失敗すればするほど我々は成功に近づいている」

「人生における失敗者の多くは、諦めた時にどれだけ成功に近づいたかに、気づかなかった人たちである」

「成功する人は思い通りに行かない事が起こるのは当たり前だとわかって挑戦している」

「失敗なんかしちゃいない。うまく行かない方法を700通り見つけたんだよ」

特に最後の言葉は僕にとって大きな力になっている。

今日はそんな失敗から生まれた大発明をみていきたいと思う。

コカコーラ

元々コカコーラは薬用で、ジョージア州で禁酒法が施行されるまで、ワインとコカ(あかんやつ)とアルコールを調合し、うつ病や神経衰弱症に効果のある調合薬として開発されており、人気を博していた。当時はアルコールの方が問題視されており、当然非難を浴びた。

アルコールなしでコカを引用できる方法を模索していた時、疲れからか、水で割るところを間違えて炭酸水で割ってしまいコカコーラの元が偶然誕生した。

もちろん現在はコカは入っていない。

(ちなみにペプシコーラも元々は薬)

電子レンジ

レーダー設置担当の技師が真空管のレーダー調査をしていて偶然技師のポケットに入っていたあめが溶けていた事から、マイクロ波はレーダーだけでなく加熱効果もある事が判明し電子レンジ誕生につながった。

ポストイット(付箋)

アメリカの化学メーカーで強力な接着剤の開発に着手中に失敗で非常に弱い接着剤が出来上がってしまった。

4年後にとある協会の合唱団の人が楽譜の各ページに紙を挟んでいたのだが、それが落ちてイライラしていたところ、開発者とのご縁があり、試しに使ってみたところ紙が落ちずにしっかりとくっついただけでなく綺麗に剥がす事ができた。

これを商品化したのが付箋。

アイスクリーム

万国博覧会でカップアイスクリームを販売していたところ、あまりにも売れすぎてカップがなくなってしまった。たまたま横の屋台にエジプトのザラビアというワッフルのようなお菓子があった。お店の方に無理を頼んで薄く焼いてもらいカップの代わりを作ってもらったところ、それが飛ぶように売れた。

これが今のワッフルコーンになる。

このように失敗から偶然イノベーションが起こる事がある。

人の考える事を超えた偶然は世界に大きな影響を与えているのは間違いない。

発想の転換というよりも視点をずらした事でこんなにも結果が変わってしまうのだ。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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