今日の数学問題#102
今日の数学コラム
そういえば最近面白い本を見つけました。
それがこれ。
これを哲学本として読んでみるとすごく面白い。
物事の捉え方や考え方、人のエゴに至るまですご〜くわかりやすくまとめられている。
心理学をする時はぜひお勧めしたい本です。
さて、今日はリフレーミングというお話。
リフレーミングとは?
物事を見る枠組み(フレーム)を変えて視点を変えること。
心理学ではよく使われるこれだけで問題が解決すると言えるくらい強力なスキルです。
イメージ図
これだけを見ると左側の魚が追いかけられていると言えると思います。
ですが、、
フレーム(枠)を広げると、実は追いかけられているように感じていた魚も追いかけられていることがわかる。
つまりどちらとも被害者だったのだ。
これがリフレーミング→枠のくみなおしです。
リフレーミングの効果
・状況のリフレーミング
今置かれている状況の捉え方をどう変えて成果を生み出すか?ということ。
例えば決まった作業をやり続けることが苦手で同じ作業をやり続けられない人は、企画や運営などルールを作る側にまわると能力を発揮する場合があるなど。
実際に営業から管理部に異動してから一気に昇進していかれた方を前の職場で知っています。おそらく管理能力や全体を見る力がすごいんだと思うんですよね。
社内でもその上司の部署はホワイト部署として有名でした。
・内容のリフレーミング
今の出来事にはどんな意味があるのか?を考えること。
例えば、身長が低いからバスケットボール選手にはなれないを低いからこそ死角をせめて敏捷性を高くして攻めよう!と捉えることができる。
枠を自分がポジティブになれるように組み直すというのがポイントです。
リフレーミングをする事によって、今置かれている状況から脱却することができたり、新しいアイデアから次のステップへ進めたりする。
ただ正確にリフレームするためには、今の自分を冷静に判断する必要がある。
自分はどう感じていて、何に対しどんな感情があるのか?自分の感情はなんなのか?などありのままを捉えてリフレームしていく。
これが結構難しい。
なので、僕はよく人に話すようにしている。
話していると自分の頭の中で勝手に整理されていく場合もあるからだ。
困ったら人を頼ってみるのも良いリフレームになる。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!