今日の問題#084
今日のコラム
ようやく阪神が勝った!^^
ヒーローインタビューに佐藤選手、西選手。
今シーズン初勝利が完封勝利なんて泣ける・・・
初勝利のタイミングでTwitterのトレンドに#阪神優勝が入ってたのが本当に笑った笑
なんにせよおめでとうございます!!
今日は数字で見る野球
まだ紹介していなかった(ような気がする)OPSとDIPSについて解説をしていこうと思う。
OPS(On Base Plus Slugging)
出塁率と長打率を足したものです。
出塁率と長打率は、
出塁率=(ヒット数+フォアボール+デッドボール)÷(打数+フォアボール+デッドボール+犠打)
長打率=(単打×1+二塁打×2+三塁打×3+本塁打×4)÷打数
で求められます。
OPSは「得点を獲得するのに貢献しやすい選手」を見るためのデータです。
理論上はOPSが高い選手でオーダーを組むのが点数をとりやすいオーダーと言えるでしょう。
OPSの基準は
.9000以上 ランクA
.8334~.8999 ランクB
.7667~.8333 ランクC
.7000~.7666 ランクD(平均)
.6334~.6999 ランクE
.5667~.6333 ランクF
.5666以下 ランクG
であるとされ、歴代最高は世界のホームラン王の王貞治選手が1.07999という脅威的な数字を記録。2位はゴジラ松井でおなじみ松井秀喜選手が.99566現役選手の中ではヤクルトの山田哲人選手が0.91617でトップでした。
DIPS(Defense Independent Pitching Statistics)
守備の影響とは独立して投手の成績を評価しようと言うところから生まれた指標です。
DIPSはあくまで考え方・評価方法であると言う事です。
なのでさまざまな値を活用し計算していきます。
その一つがFIP(Fielding Independent Pitching)です。
FIPは比較的簡単に計算できる指標として奪三振数、与四死球数、被本塁打数で投手お真の力を測ろうと考案されました。
FIP={13×被本塁打+3×(与四球+与死球―敬遠)―2×奪三振}÷投球回+[リーグ全体の防御率―{13×被本塁打+3×(与四球+与死球―敬遠)―2×奪三振}÷投球回]
で求められます。
数値が低い方が優秀です。
ただこの数値の問題点は翌年の予想にも活用できる一方で選手の成長割合を考慮に入れていないと言う事です。
なのでこのデータ通りに翌年もいくかと言うとそんなはずはありません。
あくまで参考指標だと言う事です。
今日はここまで!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!
今日の解答#084
xの値が変わるとyの値も変わる関係性をyはxの関数であると言う。
また、この問題はxが1増えるとyが30増加する(一定に増加し続ける)
30を比例定数と言いyはxに比例すると言う事ができる。