数学の勉強のやり方 今日の数学#071

今日の問題#071

規則性を見つけよう!

今日のコラム

Youtube動画投稿しました!

授業解説動画等投稿していこうと新たに始めたyoutube。

今回は「数学の勉強方法について」です。

ただ闇雲に勉強しただけでは非効率ですし、小学校→中学校→高校と科目数も難易度も増えていくに伴い勉強時間だけではどうしようもない事態にも陥ります。

個人的に力技で行けるのは中学生まで^^;

それに60点(平均点くらい)を基準に勉強法は変わります。

今回は安定して平均点を越えるための勉強法のご紹介です。

  • 数学ってそもそもなんだ?

算数から数学へ科目名が変わると言うことは、目的が変わると言うことです。

算数では計算や定理などこう言うものだ!という知識を学びます。

数学になるとより抽象的な概念を学び証明のプロセスや公式の証明、図形や統計

など考え方や定理の構造を学びます。

中学数学はいわば移行期間で高校になるとさらに抽象的になります。

例えば、相加相乗平均という定理があります。

相加相乗平均

高校で習うこの定理ですが、中学までの感覚で言うと式だけを覚えると思うんです。ですが、この定理は等号成立まで覚えないといけません。

それが公式と定理の違いです。この微妙な違いを理解できないと高校数学での高得点は難しくなります。

もう解釈が哲学でしょう^^;

だから難しいんです。僕は好きですけど笑(変態)

  • 数学の流れを読む

ここに関しては1回目のブログの記事で書いてますのでご参照ください^^

簡単に言えば

概念→計算→グラフ→図形→統計

の順に小中学校は1年かけて進んでいきます。

これを小学1年生から中学3年生まで繰り返します。

高校は分野が分かれるので違います。

点数の取りやすいのは計算と統計です。大抵難しいとつまづくのは決まっていてグラフ、図形あたりです。

もちろん計算でもつまづくポイントはありますが、それを挙げていくとキリがないので今回は大雑把に捉えましょう。

方程式で点数が上がったからといってグラフでも点数があがるとは限りません。そんな時は平均点を見ましょう。

  • いざ勉強!

勉強の基本は予習+復習です。

この予習ですが特に点数が低い人ほどやって頂きたいです。

もちろん復習も大事ですが、復習だけに時間を費やすと確実に置いていかれます。

大事なのは30%理解できる程度の予習をしてください。

30%都は授業で聞いた時に「なんかそんなこと書いてあったな」と感じるくらいのレベルです。そして理想は授業の前日にやってください。

人は24時間経ったらほとんど忘れますが、その忘れたポイントで思い出す事をくりかえすと定着していきます。その復習は授業でやります。

つまり、明日の授業で進むところの教科書を読んで問題を2問くらい解いてみた翌日に授業を受け60%程度定着させるサイクルをつくります。

それに加えて重要なのが苦手単元の復習です。

②で数学の流れを知りました。つまり復習は1学期の範囲ではなく1年前の範囲をやらないといけないのです。例えば中2の一次関数がわからなければ中1の比例反比例に戻ります。中1の計算(正負の数、方程式)がわからなければ小学校6年の分数や少数の問題に戻ってみればいいのです。そうしないと仮に前の学期を復習したとして意味はなくはありませんが直接的な効果はありません。そもそも一次関数の範囲で前の単元である連立方程式は何回も出てきますので、必然的に復習できてます。

まとめると、

理想的な勉強法は、授業前日の軽い予習と1年前の復習の組み合わせが一番効率が良いと言う事でした!

これから新学期も始まりますぜひチャレンジしてみてください!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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