京の算数学問題#753
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
夏休みがついに始まりましたね!
当学習塾の生徒も今日終業式を迎える生徒が多いようです。
さて、夏休みといえば復習には最も適した時期です。
一般的には「復習が大事!」と言われますがどうやって復習すればいいのでしょうか?
今日は中学数学における復習のやり方を学年ごとにまとめています。
ぜひこの夏の参考にしてください!
理解した!とわかるの違いが大切
復習において最も重要なのは理解することです。
よくある失敗例としては、問題を解けなかった問題を解説を見て意味がわかったので「理解した!」と錯覚し、実際のテストの時に解けないというものです。
復習は何のためにするのか?といえば理解しテスト本番で点数を取れるようにするためにするのです。
わかるのではなくきちんと理解するというところをゴールにしましょう!
理解度チェックのワンポイント
問題を解き解説を見て分かったと感じたら、必ず解説を閉じてもう1度同じ問題を解くようにしましょう。
例えば10問のうち3問間違えた場合は、解説を見て分かったと感じたら、間違えた3問だけをもう1度解き直しましょう!
そうする事で本当に理解しているかがわかります。
人は思い出すほど定着する
人間の脳は思い出すほど定着します。
「あれ?あの公式なんだったっけな?」と思った時がチャンス!
今の時代スマホで公式を探す事だって簡単です。
疑問に思った時にすぐ調べる癖をつけておきましょう。
学年別中学数学復習方法
中学1年生
1年生は夏までに方程式あたりまで進んでいると思います。
そして次は方程式の利用〜比例反比例です。
方程式や文字式の計算が怪しいと感じた場合は市販のドリルを購入しても良いです。
小学生の分数、小数をもう一度復習しておきましょう。
分数の計算がネックの場合はこの後の比例や反比例で間違いなくつまづきます。
また、同様に割合、速さ、面積などの小学生の時に習った公式も整理しておきましょう。
方程式の利用にも比例反比例にも速さや割合、面積は出題されます。
中学2年生
2年生は連立方程式の利用〜1次関数が次回の単元となります。
中学1年生の文字式の計算、方程式、特に分数小数が入っているもの。
比例反比例のグラフや立式の復習はしておきたいところです。
ただ、これまでの定期テストで30点以下の場合は、必ず小学生の小数分数の範囲からやっておくべきです。
中学3年生
3年生は受験シーズンです。
特に夏休みは大きく差がつく大切な時期です。
次の範囲は2次方程式の利用〜2次関数ですが、3年生は特に受験に向けて数学は先の範囲をやっておく事がおすすめです。
その中で3年1学期にやった展開・因数分解は必ず復習しておきましょう!
この範囲は受験だけでなく高校数学にもつながる範囲です。
受験を突破するには夏に展開因数分解〜2次方程式の計算を完璧にしておかないといけません。
数学は復習と予習のバランスが大切
大切なのは闇雲に復習をしない事です!
次の単元が何か?は教科書を見れば書いてありますのでその単元に紐づく内容を夏の間は復習しておくと良いです。
計画を立てて有意義な夏休みにしたいですね!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!