京の算数学問題#707
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
高校の部活動といえば野球部、サッカー部、バスケ部など何かとクローズアップされますが、時折“甲子園出場で医学部受験”など文武両道を掲げる記事や特集を見かけます。
実際私も野球部に所属していたので普段のきつい練習に加え勉強もとなるととてもじゃないですが両立は難しいと感じていました。
では実際に高校での文武両道は可能なのでしょうか?
今日は私なりの感じた文武両道の難しさと実際にチャレンジするにはどうすればいいか?についてまとめていきます。
実際にいる!?部活と成績の二刀流
ある日夏の甲子園を見ていると映っていた出場選手のインタビュー。
将来の夢は?というインタビューで大半がプロ野球選手と答える中“医者になりたい”と答えていた選手がいました。
彼は進学校の選手でした。通常夏の甲子園というのは高校球児の夢の舞台です。
そんな中見事出場を果たし、さらに勉強まで両立させているというのです。
他にも東京大学からプロへと進んだ宮台投手や京大からプロへと進んだ田中投手など、名門大学に通いながらスポーツでも結果を残すまさに二刀流の選手がいるのです。
部活と勉強の両立は可能
試験ですが部活と勉強の両立自体は可能です。
ここでいう両立とは学校の授業についていける〜平均以上ぐらいの成績を保つレベルとします。
正直なところ授業についていくのであれば授業の課題をしっかりと提出し、授業時間を効率よく活用すれば十分可能です。
例えばわからない問題は終了後に先生に聞きにいく、テスト前の休み期間に集中して取り組む。テスト範囲やテストに出る先生からのヒントを聞き漏らさないなど、やれる事はたくさんあります。
最近ではスタディサプリなど、ウェブコンテンツも充実していますので登下校中の電車移動中などに勉強をする事も可能です。
両立のキーワードは優先順位です。
両立には環境要因が大きい
とはいえ学校の授業が崩壊しているようではとてもじゃないですが、両立は難しいと感じています。実際に甲子園に出場した選手のインタビューでは、宿舎にまで青チャートを持ち込み練習の合間に学習時間を作ったり模試を解いたりしていたそうです。
そこまで徹底した環境整備を行わなければ部活も成績もトップクラスを保つ事は難しいのです。
人は環境に最も左右される
なんといっても人は艦橋に左右される生き物です。
勉強や部活1つとっても周囲の友人や先生の影響は非常に大きいものです。
ただ、偏差値が高い学校へ行ったからといってその環境が自分に合っているかどうか?はわかりません。
ある意味運要素が強いのが文武両道だと私は感じています。
ただ、運要素があるからといって、チャレンジしないのは勿体無いと思います。
せっかく夢があるのならぜひチャレンジしてみてください。
チャレンジすることが大切ですし、灰になるほど全力で努力した経験は大人になってから本当の意味での力になります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!