京の算数学問題#616
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
定期テストの成果を上げたり受験を乗り越えるためには自分の出来ないところを改善しなければいけません。
ですが、できない自分を受け入れられずに中々1歩が踏み出せない事もあります。
今日のブログは俗に言うプライドが高いお子さんにの気持ちと関わり方についてまとめています。
プライドが高い子どもの特徴とは?
プライドが高い子どもには2つの側面があります。
1つは自分自身に誇りを持ち苦手を克服するための力に変えられるポジティブなタイプ。
2つ目は自分はできるんだと周囲よりも優位に立とうとするタイプです。
前者の場合は壁を乗り越える原動力となりますが後者の場合は自分に対する自信の無さから臆病になり中々一歩を踏み出せずにいます。このブログでは後者を扱います。
後者の特徴は、
苦手なことに取り組もうとしない
自分ができるレベルより遥か手前に限界を作る
言い訳が非常に多い
人を見下したり社会を見下す発言が目立つ などがあります。
プライドが高い子どものきもちって?
プライドが高い子どもの気持ちは「認めてほしい」です。
多くの場合は成功体験の経験がなく客観的に見て上手くいっても自分自身が納得しない場合が多いのです。
これが難しい子ども心で「どうせ私は出来ないから」という言葉や想いの根底には「褒めてほしい」「認めてほしい」という承認欲求であったりもっと甘えたいという愛情に対する渇望があったりします。
ですので意外に子ども自信が考えている出来た部分をしっかり褒めてあげると満たされていき少しずつプライドの高さがマシになっていくケースがあります。
自分の苦手を受け入れるには?
入試や定期テストに限らず、社会に出て自立をして成長していくためにはどうしても自分の苦手な部分と向き合い改善していくことが必要です。
そのためには、しっかりと自己肯定感を高め、自分自身の良い部分に気づくことが大切です。
自分自身の良いところはいくら人と比べても自分自身で考えてもわかりません。
人から言われて初めて気づくものです。
ここはいいところだよね!というのは気づいた時がチャンスです。
どんどん子どもに伝えていきましょう。
過度な期待はNG!!
ただ、過度な期待は逆にプライドを高めてしまう恐れがあります。
例えば、うちの子はやればできるはずだ!!だから勉強時間をもっと確保して、、、
もちろん子どもの能力は成長途中です。
ですが子どもの気持ちは過度に期待をして欲しいわけではありません。
本人なりに精一杯やってきたことに対して何も賞賛が無ければとうぜん自信は育ちません。
それにやればできるは今できていないと言う意味になりますので、多くの子どもはプレッシャーに感じる言葉の1つです。
期待は大切ですが過度な期待はNGなのです。
大切なのはバランスです。
程よい期待感と程よい承認が得られればプライドの高さは和らぎ満たされていきます。
失敗は成功の母です。
うまく行った部分に目を向け自信がついてくれば苦手を克服できるようになっていきます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!