京の算数学問題#529
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
家でやると正解するのに「テストの時にあり得ないミスをするんです」
ケアレスミスをいかに減らすか?というのが点数アップのポイントではあるものの一体どうやったら治るのか?
今日は私が有料講座や講演会等でお話ししている内容をすこしだけブログにまとめてみました。
ケアレスミスに悩む方には必見です!
ケアレスミスの原因は身体的な場合が多い
ケアレスミスはよく気持ちの問題や勉強量の問題として片付けられがちですが、実は身体的な影響も多く関係しています。
例えば眼の動きが固ければ見間違いによるケアレスミスが起こりますし、思い込みが激しく、こだわりが強かったり、はやとちりしてしまう場合は脳の処理に原因があります。
サクッと改善できる方法は存在しませんが少しずつ改善は見られてきますので、継続的なトレーニングが必要です。
カギは後出しじゃんけんにあり!
一度後出しジャンケンをしてみましょう。
後出しで「負ける手」を出してください。
思い込みによるケアレスミスが多い生徒はこのゲームが苦手です。
じゃんけんは勝つものだという無意識な固定観念が脳にストレスを与え反応を鈍らせます。
なので苦手なのです。
ケアレスミスも同様です。
初見の問題に対して考えているうちにわからなくなったり、思い込みで問題を誤解釈したりします。脳が誤解を生むと目で見ている情報も誤った情報として認識されます。
そのためミスが起こるのです。
脳内処理のスピードを緩めよう
思い込みによるケアレスミスを防ぐには脳の処理を緩めること。
例えば暗算ばかりではなくて途中式を丁寧に書く。
声に出してゆっくりと読む。
文章題を図示する癖をつけるなど、手を動かし脳の処理の補助をする必要があります。
そうすることで脳の高速処理が少し分散され落ち着いて問題を読むことができるのです。
何のためにこの勉強をしているか?を考えてみよう
大切なのは勉強量重視の勉強になっていないか?ということです。
勉強の目的は様々ですが、多くはテストで点数を取るためでしょう。
テストで点数を取るためにはケアレスミスを無くさねばなりません。
1つ1つ丁寧に何のためにやっているのか?が大切な指標です。
それは生徒本人が持っているものというよりは私たち指導者側が持っているべきものです。
ケアレスミスが起こった時それはその子の脳のクセを知る重要なきっかけになります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!