京の算数学問題#485
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
以前のブログでも小学生におすすめの勉強法などおすすめの方法をご紹介していたかと思います。
今日は志向を変えてやってはいけない勉強法についてご紹介していければと思います。
長年の教育業界にいる人間としては成功例と同様失敗例も多く見てきました。
もしそうかも、、と思われる内容があればすぐに見直すことが必要です。
これをやっていると本当に成績が急降下します。
「なんでできないんだ!」と叱責する
勉強に限らず日常生活においても得意不得意は存在します。
特に小学生の場合大人から見て一生懸命でないと感じても本人としては頑張っているという状態も考えられます。
そんな時「なんでできないんだ!」と叱責されたり呆れられたりした瞬間、勉強に対するモチベーションは一気に下がります。
勉強のモチベーションを保つ事は継続力につながりますし、勉強の必要性を感じるきっかけにもなります。
ひたすらに教材を買い与える
良かれと思いたくさんの教材を買い与える。
一見勉強意欲が高いように思われますが、実は落とし穴があります。
量の多さにやる気がなくなったり、問題集をこなすのに必死で理解よりも終わらせることに優先順位が移ったりします。
一般的に参考書による勉強は成績をどうやってあげるのか?という課題に対しての補助です。つまり終わらせることが目的ではなく理解することが目的なのです。
少量でもその子に合ったレベルの問題集からスタートしてみましょう。
ご褒美で釣る
「勉強したらゲームを買ってあげる!」
これは絶対ダメです。
先ほどと重複しますがご褒美をもらうために勉強をするようになります。
ゲームなどインパクトの強いものを報酬とすることは徐々に褒められただけでは満足できなくなりますので、注意が必要です。
シンプルに「すごいね!よく頑張っているね!」の1声がご褒美なのです。
他人と比較をする
兄弟やクラスメイトと間違っても「〇〇はできるのにあなたはできない」と言ってはいけません。逆も然りですが、他人と比較すれば上には上がいますし、下には下がいます。
成功体験は自分自身で気づきが必要なので他人との比較で得られるものではありません。
昨日よりもここができた。
1歩進めればそれでいいんです。
比較対象は過去の自分です。
我が子を否定する
たまにですが、面談やカウンセリングをお受けする際、お子さんが自分の気持ちを声にする前に保護者様が「この子は〇〇が苦手なんです」「この子は本当にできないんです」とおっしゃられる場合があります。
これは間接的に我が子を否定することにつながります。
そうすると勉強に対するモチベーションも上がらず、結果的に自信を失っていきます。
自己肯定感を高めるためにまずはしっかりと子どもの意見を聞くことが大切です。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!