京の算数学問題#462
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
算数でつまづく問題の代表格といえば図形問題です。
体積と表面積や平面図形の角度の問題など、つまづく単元はある程度似通っているように思います。
かく言う私も中学生の時に始めて平均点以下を取ったのが図形の証明問題でした。
(気持ちわかるぞ〜)
でも一方でスラスラ解ける生徒もいますし、逆に計算よりも図形が好き!という生徒もいます。今日はどこが違うの?と言うところについてブログを書いていきたいと思います。
視空間認知能力が高い
視覚機能と呼ばれる目からの情報伝機能には視空間認知能力があります。
視空間認知能力とは目で見た情報を脳が捉え、ものの位置や向き距離感を認識する能力です。地図を読んだり塗り絵をしたりする時に使われる能力です。
図形が得意な生徒はこの能力が高いといえます。
きれいに塗り絵ができたり、道に迷わなかったり。
そういえば私も子どもの頃は塗り絵本当に苦手だったな〜と思い出しました^^;
イメージ力がある
図形問題は回転体など平面図形を動かしたり、立体図形の切断面などイメージ力を問われる問題が非常に多いです。
やはり図形が得意な子どもは想像力豊かで、こうしたらこうなると言うようなイメージ力、シュミレーション力が高いといえます。
ブロック遊びなど幼少期に夢中になっていた
幼少期にブロック遊びやパズルにハマっている生徒は知らず知らずにこの視空間認知能力が育まれています。
遊びの中で図形問題に必要な能力が育まれているのです。
あとは、意外かもしれませんが幼少期に散歩や外遊びを多くしている子どもは道を覚えたり景色を見ることを通して、イメージ力や視空間認知能力が鍛えられてきます。
補助線がきれい
図形問題が得意な生徒は非常に補助線がきれいな特徴があります。
直線をきれいにかけることで見間違いやイメージしやすいメモが完成します。
やはり苦手な生徒ほど何の線かわからない引き方をしていることが挙げられます。
書いてメモする癖をつけている
図形の中に長さや中点など自分でわかりやすいマークや書き込みをしているのも図形問題が得意な生徒の特徴といえます。
中には私たちがみても1目でどう考えているかがわかるメモ書きをしている生徒もいます。
とりあえず書いてみるというのは算数、数学の秘訣でもありますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!