今日の数学問題#321
数学コラム
「数学意味わからない!」
僕も長年子どもたちと関わっていると良く言われることがあります^^;
ですが指導している中で数学意味わからない!という子達が実際に意味わからないながらも成績が上がっていった事例があるのです。
今日は実際に行った有効な勉強法を2つご紹介いたします。
数学意味わからない!と言われた時やるべきこと
数学意味わからない!と言ってくる生徒は大きく2つのパターンが考えられます。
1つは前の範囲から理解が出来ていないので今授業で何をやっているのか?理解ができない場合です。この場合はまず意味がわからないというところを掘り下げていく必要があります。先生何言ってるかわからないというのであれば教科書の中身から何がわかっていて何がわからないのか?を分析していかないといくら量をこなしても難しいでしょう。
面白くないからやらない!となってしまうと勉強に対する意欲も上がってきませんので出来るだけ現状を知るところが大切です。
2つめは算数障害をお持ちの場合です。
この場合は適切な指導が必要になりますのでぜひ専門の先生のお力を借りてください。
数的概念や数学的な考え方はかなり特殊なので専門指導が必要になってきます。
ただ、勉強していけば成績が順調に上がる生徒もおります。
勉強法その1 パターンをひたすら覚える 意味がわからなくても良い
意味を完璧に理解しようとしすぎて時間を取られ、授業に追いつけない生徒もいます。
数学には意味をわかった方がいい公式と都合がいいからこうなっているというような意味が特にない公式もあります。
特に進学校に行く生徒はパターン化して覚えるのが得意な傾向があり、パターン暗記をしている傾向もあります。
数学の勉強はある程度妥協が必要になってくるので、意味を完璧に理解しようとせず頻出パターンを覚えていくと急に成績が上がったりします^^
チャート式やkeyワークなど頻出パターンが良く掲載されている問題集がおすすめです^^
勉強法その2 物語として公式の成り立ちをひたすら学ぶ
こだわり強くどうしても納得がいかない!と言った場合には、公式の成り立ちをストーリーとして覚えていくのがベスト!
公式の証明は教科書に書かれている場合が多いので証明が作れるようになると、応用が効くようになります。
論理的に物事を考えてつまづいてしまうタイプはこちらの方が有効です。
いかがでしたか?
これはどちらも真逆の対応法だと思います。
何が正しいか?というよりもとりあえずやってみて相性を確認するのが成績アップの近道です!
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