今日の問題#015
四角に入る数字はなに?
今日のコラム
どうやったらわかりやすく教えられるだろう?
僕は学生時代から塾でアルバイトをしていたので学生の時からこの問題をよく考えていました。
いろんな勉強をしてたどり着いたやり方を今日はご紹介します。
1番の基礎は相手になり切ること
世の中にはいろんなやり方があったり資格があったりします。
大切なのは教えるのは何のためにやるかということ。
「相手が納得する」ことで初めて教えられたということになります。
判断基準はこちらではなく相手なのです。
心理学の世界ではゲシュタルト療法というのがあり、その一つにエンプティチェアという療法があります。簡単にいうとからの椅子を2つ並べて対象の人物と妄想トークを繰り広げて頭の中を整理していくというものです。
頭の中で自問自答する時は誰でもあると思うんですね。
エンプティチェアはファシリテーターを置いてより、円滑に整理ができるようにします。
これを学んだ時の1番の衝撃は相手になり切るということでした。
相手の気持ちがわかるわけでは無いんですが相手を見て自分が感じている事を客観的に見ることが出来ます。そうすると様々な気づきが生まれてきます。
この思考パターンしんどいよね〜とかお母さんがすごく気になるんだろうな〜とか
わかってくるとじっくりと生徒の話を聞けるようになり、そこから共感が生まれてきます。
理解をしてもらうためにはまず相手になりきり信頼関係を気づくことから始めます。
脳の仕組みを考える
人間の行動は自分に利益を感じて初めて起こります。
例えば勉強するという行動を起こすためには勉強に対して利益を感じてもらわなければいけません。
逆にサボるとか、宿題をしないとか世間的に見るとマイナスな行動も本人の何かしらの利益があるからその行動を取ります。
その子の「利益」を探してあげることが課題解決の近道になります。
5感で教える
人には5感があります。
目の情報が強い生徒に、いくら口頭で説明してもそれは無駄です。
目の情報が優位な子には、きちんと書いて図示して伝えてあげる。
耳の情報が優位な子には、きちんと口頭でわかりやすく伝える。
体の感覚が優位な子には、段階を踏んで実践してもらう。
など、相手の特性に応じた教え方が必要です。
教える側が意味を説明できるかどうか
勉強って何のためにやるの?
この質問に対してあなたは何と答えるでしょうか?
僕は「楽しいから」です。
知らない事を知ることが出来たり今までできなかった事ができるようになる事はとても楽しいです。
複雑な理由でなくシンプルに伝えることが必要です。
人は楽しいところに集まりますし、楽しい事はやってみようかな?と思います。
ですが、複雑な意味を説明されたり、将来役に立つから!なんて言われても響く生徒はほとんどいないでしょう。
シンプルに「面白いからやってる」それだけでいいんです。
勉強は誰のためにやる?
勉強って結局自分のためだと思うんですよ。
だから例え宿題を出してこなかったとしても僕は困らないわけじゃないですか^^笑
これってすごく重要な事で、この問題は誰の問題なのか?を指導者側が考える必要があるんです。
もちろん矯正することって必要なタイミングがあるとは思います。
人は矯正されたり人の力を借りないと限界突破して殻を破る事は難しいです。
ただ、闇雲にやりなさい!だけでは効率は下がる一方です。
どうせやるなら指導者側も生徒側もお互い楽しく勉強したいじゃないですか^^
だからこそ、僕はしなさいという前に自分が楽しんで勉強をするようにしています。
日常の過ごし方って結構子ども達見抜きますので^^;
子どもの感性はほんとすごい笑
今日の解答#015
こういうパターンも面白いですよね^^
いろんなパターンを知ると色々とアイデアが浮かぶもの^^
ぜひ自分でも作ってみましょう!