京の算数学問題#1320

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算数学コラム
「普段はあまりやらないのに、テスト前だけは一気に頑張る」
気持ちはすごく分かるんですが、点につながりにくいことが多いです。
理由はシンプルで、テストで必要なのは“思い出して使う力”なのに、テスト前の勉強は「読んで安心」「解説見て納得」で終わりやすいから。
テスト前だけ勉強が失敗しやすい理由 5つ
1) 記憶は「まとめて」より「間隔を空けて」が良い
同じ時間勉強するなら、1回で長時間より短時間を分けてやる方が定着しやすい(いわゆる分散学習・間隔効果)とする研究があります。
2) 「読み返し・眺める」は“分かった気”になりやすい
テストで点になるのは、見て理解より自力で思い出す練習(自己テスト)。
学習法のレビューでも、練習テスト(practice testing)や分散学習(distributed practice)が有効性の高い方法とされています。
3) 詰め込みだと「苦手の穴」が埋まりにくい
テスト前は時間が足りなくなり、得意なところを回して“やった感”が出がち。
結果、本当に落とす単元(割合、文章題、単位変換など)が放置されます。
4) 生活リズムが崩れて集中力が落ちる
テスト前に夜更かし→翌日ボーッ→効率が落ちるという負のループが起きやすい。
生活習慣(早寝早起き朝ごはん等)を通した子どもの生活リズム改善は必須です。
5) そもそも「学習習慣」が弱いと、直前だけでは追いつかない
文科省の資料でも、家庭と連携して学習習慣を確立する必要性が述べられています(特に低学年の習慣づけの工夫にも言及)。 (文部科学省)
当たり前なんですけどね、、、
改善の結論:点が伸びる子の勉強は「短く・早く・思い出す」
ここからは、家庭で回しやすい形に落とします。
ルール1:日頃の勉強は「1日15分の予習」で続ける
長時間の気合いより、毎日ちょっと。
分散学習の考え方ですが、当然中学校のテストは範囲も広く間に合わないことが多いです。
そこで日々の授業の前に教科書等で今日やる範囲をある程度予習しておきます。
その上で授業に望めば授業を復習として使うことができます。
ルール2:勉強の中心を「自己テスト」にする
おすすめはこの順番です。
- ① まず解く(思い出す)
- ② 間違える(OK)
- ③ 解説を読む
- ④ すぐもう一回、同じ型を1問
“テストすること自体が記憶を強める”効果(テスト効果)が実験的にも示されています。
ルール3:「間違い直し」は最小でいい
ノートに長文は不要。これだけで十分です。
- 間違えた問題番号
- 間違いの理由(計算ミス/意味が不明/単位/式)
- 次にやる1問(同タイプ)
ルール4:プリント・ICTは“便利+要点1行”で活用しよう
プリントやタブレットは便利ですが、見返すだけだと定着しにくいので、
- スクショOK
- でも最後に「今日のポイント1行」(自分の言葉)
で整理をすると、自己テストとして活用できます。
基本は思い出すことが大切だということは忘れないようにしてください。
それでも「直前だけ」になる子は、原因が別の場所かも
- 宿題が多すぎて回らない
- どこが苦手か分からない(戻り学習が必要)
- 解き方を“説明できない”(理解が薄い)
こういう場合は、テスト勉強の工夫以前に、つまずきの単元を特定して戻る方が早いです。
お困りの際は一度当塾の無料相談をご検討ください。
京の算数学 解答#1320




