数学コラムの目次
京の算数学問題#1310

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算数学コラム
「家では、ちゃんと机に向かって勉強させた方がいいですよね?」
低学年のお子さんを持つ保護者の方から、よく聞く質問の1つです。
でも、まず結論からお伝えします。
低学年の算数は、必ずしも“机に向かわなくても”育ちます。
これは、勉強をしなくていい、という話ではありません。
年齢や学年によって成長の段階が違うというお話です。
①低学年の算数は「体験の教科」
低学年の算数で大切なのは、
- たくさん計算すること
- 速く解けること
よりも、
数に触れること
数を感じること
です。
この時期に育てたい力は
- 数を比べる
- 量をつかむ
- 増える・減るを感じる
これは、机の上だけでなく日常の中で自然に育ちます。
②実は、生活の中に算数はあふれている
意識してみると、算数はあちこちにあります。
- おやつを分ける
- 買い物で数を数える
- 時計を見る
- エレベーターの階数
- ゲームのスコア
これらは全部、立派な算数の練習です。
③「遊び」の中で算数は強くなる
低学年の子にとって、
遊び=学び
と言っても過言ではありません。
算数につながる遊び
- すごろく → 数の順序
- トランプ → 比較・大小
- ブロック → 図形感覚
- ボードゲーム → 先を読む力
机に向かわなくても、算数の土台はしっかり育っています。
④無理に机に向かわせると、逆効果なことも
低学年でよくあるのが、
- じっと座れない
- 集中が続かない
という悩み。
でもこれは普通です。
低学年の子は、
- 体を動かしながら考える
- 話しながら理解する
方が合っていることも多いものです。
無理に机に向かわせると、
「算数=しんどいもの」
というイメージだけが先についてしまうこともあります。
⑤机に向かうのは「あとから」でいい
では、机に向かう勉強はいつ必要になるのでしょうか。
タイミングの目安
- 中学年に入る頃
- 文章題が増えてきた頃
- 自分で考えをまとめる必要が出た頃
この頃になると、自然と
「書いて考える」
力が必要になってきます。
⑥家庭で大事にしてほしいこと
低学年の今、一番大切なのはこれです。
- 算数を身近にする
- できた・できないで評価しない
- 数の話を会話に入れる
無理にしなくていいこと
- 長時間のプリント
- 毎日決まった勉強時間
- 早く終わらせる競争
最後に
低学年の算数は、
芽を出す前の準備期間
のようなものです。
今は見えなくても、
- 数に慣れ
- 考えることに抵抗がなくなり
- 算数が嫌いにならなければ
その芽は、ちゃんとあとから伸びてきます。
机に向かわなくても、算数は育ちます。
今は、「育っている途中」だということを、忘れないであげてください。
できれば算数を好きになってもらって数遊びから始めていきたいですね。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、
- 低学年は体験重視
- すぐに机に縛らない
- 遊びや会話から算数につなげる
ことを大切にしています。
「今、何をさせるべきか分からない」
そんな不安こそ、ぜひ一度ご相談ください。
元に小学1年生からのご入塾のご相談も増えてきています。
京の算数学 解答#1310




