今日の問題#087
今日のコラム
「なんで間違ってる方が良い思いをするの?!」
「~せねばならないのになんでしないの?!」
その結果
「何が正しいかわからない!」
ってなる事多いんです。
この記事は、
そんなあなたへ
「あ、これでいいんだ」
とホッとしてもらえるための記事です。
僕も完璧主義な人間でした
学生時代周囲の環境は荒れていたので、
授業中は立ち歩く、絡まれることも殴られることもあり、授業中にライターで燃やされたりしてました。今思うと笑い話ですが、、、
そんな環境だから普段授業中に暴れている生徒が座って授業を受けられれば先生から褒められる。自分はやって当たり前の状況に、
「なんで授業をまじめに聞いてないのに良い思いをするの?!」
「なんで僕が正しいのに怒られるの?!」
ぼくも当時非常に悩まされていました。
今となってはいろんな経験や勉強をして理解できるんですが当時は、ちょっとミスをすると普段真面目な僕は悪目立ちをしている状況が理解できませんでした。
社会人になって出会ったコツ
独立準備をしていた時、当時はコロナウイルス流行前でしたので、盛んに交流会が行われていました。友人の紹介で知り合った社会保険労務士事務所の方に薦められ「経営を哲学視点で考える」勉強会に参加した時大きな気づきがありました。
そこには一切正解がありません。
今まで○か×の2択しかなかった事が結論がなくモヤモヤした状態で毎回終了するのです。ここに衝撃がありました。
哲学の勉強をしていると、いろんな人の考え方を素直に聞き入れる事ができ、今まで悩んでいた完璧主義が和らぎ自分なりの考えを持てるようになってきました。
数学の哲学的勉強法
ピタゴラスやオイラーなど数学者の伝記を読んでいるとお気づきになるかと思いますが数学って哲学なんです。
本来は考え方や思想にフォーカスを当てる学問です。
学校の勉強は評価をつけるために正解か不正解かで判断せざるを得ないのですが、これが完璧主義を助長している要素でもあります。
重要なのは数学のプロセスです。
書き方丸暗記ではなくてどうやって解くか?
定理や公式はどうやってできているか?
教科書にきちんと載っています。
結論が出るプロセス(考え方)を学んでみましょう。
そうするといろんな応用方法が生まれてきます。
自分なりに解きやすいやり方が身に付いてきます。
100%ではなく80%の理解度を目指して勉強を進めてみてください。
そうすると完璧主義は自然と和らいで行きます。
定理や公式は先人たちの考え方であり私たちの考え方ではありません。
なので親しみがないのです。
ですがプロセスを理解し新しい使い方を身につけた時、実はそのやり方が教科書や問題集にとっての正攻法だったりします。
そこで初めて、他人の考え(模範解答)を受け入れる事ができます。
すごく壮大な事を書いているように思えますが、実は完璧主義で悩んでいる方はこのレベルで物事を考えている場合が多いのです。
だからこそ僕は数学の本質を理解する事をおすすめしています。
数学を80%の理解度で20%を自分でひらめくサイクルが出来上がると本当の意味で極める事ができ、それが完璧主義を和らげることになります。
学校の勉強ってちゃんと意味あるんです。
以上京都市中京区のアイデア数理塾からお届けいたしました!