京の算数学問題#1145

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾「アイデア数理塾」を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
今回は、受験生やこれから受験を迎える生徒に向けて、「効率よく学力を伸ばす方法」をテーマにお話します。
受験生からよく聞く悩みがこちら:
- 「勉強してるのに成績が上がらない」
- 「時間が足りない!」
- 「どこから手をつければいいの?」
これらの悩み、実は勉強の「やり方」が間違っていることが多いです。
受験は「量」も大切ですが、もっと大事なのは「戦略」です。
では、どんな勉強が最も効率的なのか?
具体的な5つのポイントを紹介していきます。
1.最優先は「出るところ」を先にやる!
まず大原則。全教科・全範囲を完璧にしようとしないこと。
受験では「よく出るところ」「点になりやすいところ」を最優先に取り組みましょう。
例えば中学生なら
- 数学:計算・関数・図形の基本公式
- 英語:文法・長文読解の基本
- 理科:電流・化学変化・天体・植物など
- 社会:地理の地形産業・歴史の重要事件など
教科書の太字、過去問・定期テストの出題傾向を見て「頻出分野」に絞って学習スタート!
京都市公立高校入試においては全範囲から満遍なく出題される傾向もあります。
特に数学においては序盤の計算問題が入試得点を安定させるカギになりますのでまず計算から固めていきましょう。
2.「インプット→アウトプット」を1セットで!
暗記や理解だけで終わっていませんか?
効率よく学習成果を上げるためには、インプット(覚える)→アウトプット(解く・書く)を必ずセットにすることが重要です。
具体例
- 英単語を10個覚える → すぐにノートに書いてみる
- 数学の解き方を理解 → その場で類題を1問解いて定着を確認する
- 理科の用語を覚える → 用語を隠して図にラベルを書き込む練習をする
インプットだけでは「わかったつもり」になることが多く、実際のテストでは思い出せません。
3.スキマ時間を制す者が合格を制す!
効率を考えるなら、10分の使い方が命運を分けます。
通学・休み時間・食後・寝る前など、5〜15分のスキマ時間にできることを用意しておきましょう。
おすすめ活用法
- 英単語アプリを朝の通学で10分
- 教科書の要点を録音して寝る前に聞く
- 歴史の年号語呂合わせをお風呂で確認
▶「時間がない」ではなく「時間を細切れで拾う」ことで、1日で+1時間の勉強時間を確保できます。
4.苦手克服より「得意を伸ばす」が合格への近道!
苦手を潰すことも大切ですが、そればかりに時間をかけると「得点源」がおろそかになります。
受験は「合計点」が勝負。
得意教科・得点源になる分野を100点に近づける戦略のほうが点数は伸びやすいです。
具体的な比率の目安
- 得意分野:6割の時間でさらに伸ばす
- 苦手分野:4割の時間で最低限を補強
▶ 苦手をゼロにするより、「勝てる分野で確実に取る」ことが効率重視の合格戦略!
5.模試や過去問を「分析ツール」として使う
模試や過去問は「試す」ものではなく、「弱点分析と対策」の宝庫です。
効率的な活用方法
- 間違えた問題は、どの単元か?なぜ間違えたか?を書き出す
- 正解したけど自信がなかった問題に印をつける
- 正答率が高い問題のミスは要重点復習!
➡ 1回の模試で10時間分の勉強効率が上がることもあります。
▶ 模試=復習の宝。模試の後こそ学力が伸びるゴールデンタイム!
【番外編】長時間勉強が続かないときは?
「集中力が続かない…」という人も多いですよね。
そんなときは以下の工夫を:
ポモドーロ法(25分勉強+5分休憩)でメリハリをつける
ストップウォッチで「時間計測」をしてゲーム感覚にする
1人で無理なら、友達と10分だけLINE通話などで勉強会をする
受験勉強はマラソンです。長期戦を戦うには、集中力の「質」と「回復力」が勝負です。
まとめ:合格に近づく勉強は「やる気」より「やり方」
最後にもう一度まとめます。
▶ 効率的な勉強法5つのポイント:
- 出るところから先にやる
- 覚える+解くのセットで定着
- スキマ時間はフル活用
- 苦手より得意を伸ばす戦略
- 模試・過去問は“分析”して活かす!
努力は大事。でも、それ以上に「どう努力するか」が合否を分けます。
以上、京都市中京区の「アイデア数理塾」油谷拓哉がお届けいたしました!
受験は怖くない。やり方を知れば、誰でも点は伸ばせます!
京の算数学 解答#1145
