新学期に差がつく!小学生の勉強習慣リスタート術 京の算数学#1135

京の算数学問題#1135

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算数学コラム

こんにちは!京都市中京区で算数・数学専門の「アイデア数理塾」を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。

長い休みが終わって新学期が始まると、子どもたちの学習習慣に差が出てきます。
「休みの間にすっかり勉強のペースが崩れてしまった」
「気持ちを切り替えてリスタートしてほしい」

そんな保護者の方からのご相談も、この時期は特に多く寄せられます。

今回は 小学生の勉強習慣を新学期から立て直す方法 をまとめました。
今から実践すれば、同級生に大きく差をつけられるはずです!


1. 新学期に勉強習慣が崩れる理由

小学生が新学期に「勉強したくない」「机に向かわない」となってしまうのには理由があります。

  • 長期休みで生活リズムが乱れている
     → 夜更かしや朝寝坊のまま新学期を迎えると集中力が続かない。
  • 勉強の“間隔”が空いてしまった
     → 前に覚えたことを忘れてしまい、自信をなくす。
  • 気持ちの切り替えが難しい
     → 「また学校か…」とマイナスの感情を引きずる。

つまり、新学期の学習習慣リスタートには「生活リズム」「勉強のハードル」「気持ちの切り替え」の3点が重要になります。

2. 勉強習慣リスタートの3ステップ

ステップ① 学習時間より「学習リズム」を優先する

いきなり「毎日1時間勉強!」と意気込むと挫折の原因になります。
まずは 「机に座る時間を決める」 ことから始めましょう。

  • 宿題をやるのは「夕食前」
  • ドリルは「朝ごはんのあと10分」

といったルーティンを作るだけで勉強習慣は戻ってきます。
「時間の長さ」より「始める時間の決まりごと」を優先してください。

ステップ② 成功体験を先に作る

新学期の出だしでつまずくと、やる気は一気に下がります。
大事なのは 「できた!」という感覚を積ませること です。

  • 1日1ページの計算ドリル
  • 簡単な復習プリント
  • 苦手単元ではなく、得意な内容から

といった形で、「今日はできたね!」と褒めることがリスタートの原動力になります。

ステップ③ 勉強を“体験”とつなげる

小学生の学習習慣をつけるには、「机の上」だけでなく 生活の中で学ぶ機会を作ること が効果的です。

  • 買い物で「おつりはいくら?」と計算させる
  • 料理で「水500mLを量って」と依頼する
  • 移動中に「地図を読んで目的地までの距離を考える」

こうした“リアルな体験”は勉強と生活をつなげ、習慣化を助けます。

3. 保護者ができる声かけの工夫

新学期は子どもも緊張しています。親の声かけ次第でモチベーションが変わります。

  • 「また勉強始めようね」より
     → 「この前できてたから、次もいけそうだね!」
  • 「ちゃんとやりなさい!」より
     → 「一緒にどこまでできるか試してみようか」
  • 「わからないの?」より
     → 「どこまでわかる?」

否定する言葉ではなく、前向きな挑戦を促す言葉を選ぶことが大切です。

4. 学習習慣を守るチェックポイント

せっかくリスタートした習慣を続けるには工夫が必要です。

  • 短時間でもOK:「今日は5分だけ」でも続けることが重要
  • 視覚化する:カレンダーにシールを貼って達成感を見える化
  • ご褒美は小さく:「1週間続いたら好きなデザート」など無理のない範囲で

まとめ

新学期の学習習慣リスタートは、 「リズムを取り戻す → 成功体験を作る → 生活とつなげる」 の3ステップが効果的です。

小学生にとって、勉強習慣は「毎日コツコツやる」よりも「毎日机に向かう仕組みを作る」ことが大切。
保護者の前向きな声かけと小さな工夫で、必ず習慣は戻ってきます。

新学期こそ、差をつけるチャンス。
ぜひ今回の方法を取り入れて、勉強習慣をリスタートさせてください!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました。

算数好きあつまれ〜!

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