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京の算数学問題#1346

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算数学コラム
「100円+30円がすぐ出ない」
「50円玉と10円玉が混ざるとパニック」
「おつりが分からなくてレジで固まる…」
お金の計算が苦手な子、低学年ではよくあります。
原因は “位(10のまとまり・100のまとまり)”がまだ体感できてないだけのことが多いです。
お金は、位が見える最高の教材だと思っていますので、
10円・100円を「まとまり」として扱えるようにすると、算数全体が伸びやすくなります。
お金が苦手な子が混乱しているポイント
お金でつまずく子は、だいたいここで詰まります。
- 10円が何枚で100円か分からない(10が10こ=100)
- 100円+何円を作る発想が弱い
- 繰り上がり・繰り下がり(例:100円からおつり)が苦手
- 50円玉や5円玉が入ると整理できない
つまり、お金が苦手=位が弱い、につながりやすいんです。
お金の計算が苦手な原因TOP6(低学年でよくあるつまづき)
1) 「10円=10のまとまり」の感覚がない
10円玉は“ただの硬貨”ではなく、「10が1つぶん」。
ここが入ると計算が速くなります。
2) 100円=10円×10枚 が体感できてない
100という大きな数が「10が10こ」というまとまりで見えないと、
お金の足し算が毎回数え足しになります。
3) 50円・5円・1円が混ざると分類できない
“同じ単位でそろえる”練習が足りないと混乱します。
4)「合計」を作る前に、バラバラで足し始める
まとめられるものを先にまとめるのがコツです。
5) おつり=引き算が苦手
特に「100円から引く」「1000円から引く」タイプは位の理解が必須。
6) 数字(円)だけの問題になると実感が消える
硬貨でできても、数字だけになると崩れる子も多いです。
→「実物→数字」への橋渡しが必要。
3分チェック(どこで止まってる?)
口頭で答えてOKです!
- 10円玉は10枚で( )円
- 100円玉5枚は( )円
- 130円は「100円と( )円」
- 100円から30円引くと?( )円
- 70円にするには10円玉は何枚?
1)〜3)が詰まるなら、次の「位の練習」から必要です。
お金で位がわかる練習は「まとめる→そろえる→読む」
ここからが本題。家庭でもおすすめのステップ方式です。
ステップ1:まずは“まとめる”(10円=1束、100円=10束)
ルール
- 10円玉=「10の束」
- 100円玉=「10円玉10枚分」=「10の束が10こ」
練習(1分)
10円玉を10枚並べて「100円」を作る。
できたら、輪ゴムで束ねて「これが100円」と体感。
ステップ2:次に“そろえる”(同じ種類にしてから足す)
混ざると難しいので、まずは種類ごとに整理。
例:
50円+10円+10円+10円
→ 10円をまとめて30円
→ 50円+30円=80円
声かけ
「まず同じのをまとめよう」
ステップ3:「100円+□円」を作る練習(位の感覚が伸びる)
これが一番効果的です。
- 130円=100円+30円
- 280円=200円+80円
- 405円=400円+5円
数字が「何百、何十、何」へ分解できると、位が一気に強くなります。
おつりが苦手な子へ:100円からの引き算トレ
おつりの基本を学んでいきましょう。
「100円からいくら足りない?」ゲーム
例:70円を買う、100円出す、おつりは?
- 70→100まで「あと30」
→ おつり30円
引き算が苦手な子は、
引くより 足して100にする方が分かりやすいです。
実物(硬貨)→数字、の順にすると定着しやすいです。
よくあるミスと即効対策
ミス1:10円玉を1円玉みたいに数える
→ 「10円玉は10ずつ増える」を声に出す
「10、20、30…」と唱える。
ミス2:50円玉で混乱
→ 50円は「10円が5こ」と言い換える
(50=10×5)
ミス3:100円からのおつりが出ない
→ 引き算ではなく「あといくらで100?」方式にする
お金は「位」の最高教材。10円・100円で強くなる
- お金が苦手=位(10・100のまとまり)が弱いことが多い
- 10円=10の束、100円=束が10こ、を体感すると伸びる
- 合計は「まとめる→そろえる」
- おつりは「100まであといくら?」が最強
京の算数学 解答#1346




