数学コラムの目次
京の算数学問題#1308

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算数学コラム
低学年の家庭学習で、よくある光景があります。
- 子どもが問題を解く
- 親が横で丸つけ
- 間違いをすぐ指摘
とても自然で、「ちゃんと見てあげている」感じがしますよね。
でも、塾で子どもたちを見ていると、
低学年のうちは、丸つけを親がしない方がいい場面も多い
と感じることがあります。
ただ、先にお伝えしておきたいのは、
親が丸つけをする=ダメではありません。
「常に親が丸つけをする状態」が続くと、起きやすいトラブルがある
という話です。
①丸つけが「評価」になってしまう
親が丸つけをすると、子どもは無意識にこう思います。
「合ってるかどうかを決めるのは親」
すると、
- 親の反応を見る
- 顔色をうかがう
- 間違いを怖がる
ようになりやすい。
低学年のうちは特に、正解・不正解が感情と結びつきやすい時期です。
②間違いに気づく前に、答えが分かってしまう
丸つけを親がすると、
- 間違えた瞬間にバツ
- すぐ解説
- すぐ正しいやり方
になりがちです。
でも実は
- 自分で見直す
- 「あれ?」と気づく
- やり直す
このプロセスこそ、算数ではとても大事。
丸つけが早すぎると、この時間が消えてしまいます。
③「合ってる?」と聞く子になる
低学年でよく見られるのがこの状態。
- 書くたびに「これ合ってる?」
- 親がいないと進めない
- 自信が育ちにくい
これは性格ではなく、
丸つけを任せきりにしてきた結果であることも多いです。
④じゃあ、どうすればいいの?
全部子ども任せにする必要はありません。
おすすめのやり方(低学年)
- まずは自分で丸つけ
- 間違いがあっても、すぐ言わない
- 「もう一回見てみよか」と声かけ
- 最後に親が軽く確認
これくらいの距離感が、ちょうどいいことが多いです。
⑤自分で丸つけするメリット
低学年から少しずつ慣れると、
- 見直す習慣がつく
- 間違いに気づける
- 「なぜ違ったか」を考える
ようになります。
これは、
中学年以降の文章題・テストで大きな差になる力
です。
⑥親がやるなら「丸つけ役」じゃなく「伴走役」
もし親が関わるなら、「正誤を決める人」ではなく「考えを聞く人」
になるのがおすすめです。
こんな声かけに
- 「どこが違うと思う?」
- 「ここ、合ってそう?」
- 「どう考えたん?」
答えを教えるより、振り返りを手伝うイメージです。
最後に
低学年のうちは、
- 正解すること
- 速く終わること
よりも、
自分で考えて、自分で確かめる経験
の方がずっと大切です。
丸つけを少し手放すだけで、子どもは算数をちゃんと自立して勉強ができるようになっていきます。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、
- 自分で丸つけ
- 間違いをすぐ直さない
- どう考えたかを言葉にする
ことを大切にしています。
低学年の算数は、
「教える」より「任せて見守る」。
その積み重ねが、あとで大きな力になります。
京の算数学 解答#1308




