数学コラムの目次
京の算数学問題#1302

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算数学コラム
「つい教えすぎてしまうんです」
「つい言い過ぎてしまうんです」
この2つのお話は、塾で本当によく聞く言葉です。
- 黙って見ていられない
- 間違いそうで不安
- 時間がもったいない気がする
でもまず、はっきり言わせてください。
教えすぎてしまうのは、一生懸命な方ほど起こりやすいことです。
①子どもが困っている姿を見るのがつらい
一つ目の共通点は、子どもの「困った顔」に弱いこと。
親の本音で多いのは
- 早く楽にしてあげたい
- 苦しまなくていいのに
- 1回やった事を覚えていないのが不安
これは全部、愛情から来ています。
でもここで手を出しすぎると、
子どもは
「考える前に助けが来る」
と誤学習をしてしまいます。
②正解への道筋が見えている
大人は、
- ゴールを知っている
- 失敗するパターンも分かる
からこそ、
「あ、それ違う」
「こうやったら早い」
と言いたくなる。
でも…
その「遠回り」にこそ、子どもの学びがあります。
近道だけでは、考える力は育ちません。
③「時間」を気にしすぎている
教えすぎてしまう方ほど、時間をとても大事にしています。
- ダラダラさせたくない
- 効率よくやってほしい
- 早く終わらせたい
でも、考える時間は無駄な時間ではありません。
④自分が“頑張ってきたタイプ”
意外と多いのがこのパターンです。
ご両親のいずれか、または両方が、
- 勉強を頑張ってきた
- 教えられる側だった
- 正解を出すことを大事にしてきた
その成功体験があると、
「こうすればできる」
を伝えたくなります。
でも、同じやり方が同じように合うとは限りません。
年代も違えば性格も違います。
⑤「ちゃんと育てなきゃ」という責任感
教えすぎてしまう方ほど、責任感が強いです。
本当は
- 放置していると思われたくない
- ちゃんと関わっていたい
- 親として役割を果たしたい
でも、関わる=教えるだけではありません。
⑥教えすぎているサイン
もしこんなことが増えていたら、少し立ち止まってもいいかもしれません。
チェックポイント
- 子どもがすぐ「教えて」と言う
- 自分で考える前に聞いてくる
- 親がいないと進まない
これは、甘えているのではなく慣れてしまった状態です。
⑦今日からできる小さな切り替え
全部やめる必要はありません。
まずはこれだけやってみましょう!
- 答えじゃなく「質問」を返す
- 10秒だけ待つ
- 「どう思う?」と聞く
教える量を減らすより、タイミングをずらす。
それだけで十分です。
最後に
教えすぎてしまうのは、愛情と責任感の裏返し。
決して悪いことではありません。
でも、
少し待つだけで、子どもは自分の力を使い始めます。
全部を任せなくていい。
完璧に待てなくてもいい。
「ちょっと教えすぎたかな?」
と気づけた時点で、もう一歩前に進んでいると考えましょう。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、
- すぐ答えを教えない
- まず子どもの考えを聞く
- 遠回りも経験として扱う
ことを大切にしています。
教えることより、考えさせること。
そのバランスを、一緒に整えていきます。
京の算数学 解答#1302




