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京の算数学問題#1193

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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で算数・数学専門の「アイデア数理塾」を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
お子さんが勉強をしているときに、こんな場面を見たことはありませんか?
- 「休憩ばかりで全然進まない」
- 「集中が切れてしまってだらだらしている」
- 「逆に休憩を取らずに疲れてしまい効率が下がっている」
実は、勉強の効果は“休憩の質”によって大きく変わります。
休憩を「サボる時間」と捉えるのではなく、「頭をリフレッシュして集中を高めるための時間」として工夫することが大切です。
なぜ休憩が必要なのか?
脳は長時間集中を続けられるようにはできていません。
特に小学生や中学生の場合、15〜30分ほどで集中力が切れることが多いといわれています。
集中が切れたまま机に向かい続けても、学習内容は頭に残りにくく「時間をかけたのに成果が出ない」という状態に。
そこで大切なのが「計画的に休憩を取ること」です。
効果的な休憩の取り方
1. 時間を区切る
有名な「ポモドーロ・テクニック」では、25分勉強+5分休憩を1セットとします。
小学生なら「15分勉強+5分休憩」、中学生なら「30分勉強+5〜10分休憩」など、年齢に合わせて区切ると無理なく続けられます。
2. スマホ休憩はNG
休憩中にスマホや動画を見てしまうと、脳が強い刺激を受けてしまい、かえって勉強への切り替えが難しくなります。
休憩中はできるだけ アナログな活動(水を飲む、体を動かす、窓の外を見るなど)を意識しましょう。
3. 軽い運動でリフレッシュ
ストレッチや軽いジャンプなどで体を動かすと血流が良くなり、脳が再び活性化します。
特に座りっぱなしが続くと疲労感がたまりやすいため、短時間でも体をほぐすのがおすすめです。
4. 「ごほうび休憩」を設定する
勉強が終わったら好きなおやつを食べられる、テストが終わったらゲームをしていい、など小さなご褒美を設定すると休憩のモチベーションにもなります。
休憩の取り方で変わる学習の質
適度な休憩を取り入れることで、
- 記憶が定着しやすくなる
- 集中が続きやすくなる
- 勉強に前向きになれる
といった効果が期待できます。
「休憩=サボり」ではなく、「休憩=次の集中のための準備」と考えることが、勉強の質を高めるコツです。
アイデア数理塾では
アイデア数理塾では、授業の中でも 短い区切りと休憩を取り入れる工夫をしています。
例えば、問題演習の合間に数分の小休憩を挟んだり、特に小学生には頭をリフレッシュできる「考える遊び」を取り入れることで、子どもたちが最後まで集中できる環境を作っています。
「集中が続かない」「勉強が長続きしない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
勉強は「がんばり続けること」よりも「休みながら続けること」が大切です。
正しい休憩の取り方を身につけることで、学習効率も意欲もぐんと高まります。
お子さんと一緒に、「自分に合った休憩のリズム」を探してみてくださいね。
京の算数学 解答#1193
