中1ギャップでやる気ゼロ…子どもを立て直すために親ができること 京の算数学#1121

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算数学コラム

こんにちは、京都市中京区にある算数、数学専門の「アイデア数理塾」、油谷拓哉です。

小学校では問題なかったのに、中学生になってから急にやる気をなくした――

そんな“中1ギャップ”に悩む保護者の声が増えています。
この記事では、中1ギャップの正体と、
やる気を取り戻すために親ができる具体的なサポートをご紹介します。


中1ギャップとは?

中1ギャップとは、小学校から中学校へ進学した際に起きる、
学習意欲や生活リズムの崩れを指す言葉です。

中学生になって激変すること

  • 科目ごとに先生が変わる
  • 定期テスト・成績評価が本格化
  • 部活動が始まり時間が制限される
  • 人間関係もリセットされる

このような環境の変化に、
気持ちと行動がついていかない子どもが一定数いるのです。

中1ギャップが起きやすい子の特徴

以下のようなタイプの子どもは、
中1ギャップの影響を受けやすい傾向にあります:

  • 真面目で責任感が強い
  • 小学校で成績が良かった(自信がある)
  • 自己表現が苦手、感情を言葉にしにくい

頑張り屋な子ほど、「できない自分」に戸惑い、
やる気をなくしてしまう
ことがあります。


親ができる3つのサポート

① 共感の言葉がけをする

「なんでやらないの?」ではなく、
「何がしんどい?」と気持ちに寄り添う問いかけが有効です。

例:

  • 「中学の授業、難しい?」「どの教科が一番大変?」
  • 「最近、何が一番疲れると感じる?」

子どもは“理解されている”と感じると、前を向く力が戻ってきます。

② 小さな成功体験を積ませる

やる気は、「できた!」という体験からしか生まれません。

  • 苦手ではなく、得意な単元から始める
  • 小テストや課題など、短期目標で達成感を味わう
  • テスト範囲を絞って、一緒に計画を立てる

勉強=達成できることという感覚を育てることが重要です。

③ 家庭を“安心の場”にする

学校や部活で緊張が多い中1生にとって、
家庭が居心地の悪い場所になってしまうと、回復の場がなくなります。

  • 成績よりも努力や変化に注目する
  • 否定せずに見守る姿勢を意識する
  • 「勉強しなさい」より「一緒に考えよう」を大切に

安心できる家庭環境は、
子どもが自分から動き出す“土台”になります。


困ったときは「第三者」の力を借りるのも有効

「親には何も話したがらない」
「何から始めればいいか分からない」

そんなときは、塾や学校の先生など、第三者のサポートを上手に活用することも考えましょう。

アイデア数理塾では、
親子では気づきにくい“学習のつまずき”や“感情の揺れ”に寄り添いながら、
一人ひとりに合った勉強の進め方を提案しています。


まとめ|“やる気がない”のではなく“つまずいているだけ”

中1ギャップでやる気をなくしている子の多くは、
本当はやりたい気持ちを持っています。

でも、新しい環境の中で「どう動けばいいか」が分からなくなっているだけ。

親ができることは、

  • 気持ちに寄り添う
  • 小さな成功体験を用意する
  • 安心できる家庭環境をつくる

この3つを意識するだけで、
子どもは少しずつ自信とやる気を取り戻していきます。

お困りの際は、いつでもご相談ください。


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