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京の算数学問題#1020

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で算数と理科の学習塾「アイデア数理塾」を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「勉強は朝の方がいいの?それとも夜がいいの?」
塾や保護者の方から、よくご相談をいただくテーマです。
たしかに、夜遅くまで勉強している子どもの姿を見て、「そんな時間より朝やった方が頭に入るんじゃないの?」と思うこともありますよね。
でも実際は、“朝が良い”とは限らないんです。
今日は、「朝と夜、勉強に適しているのはどっちか?」について、私なりの考えをお伝えします。
一般的には朝の方が勉強に向いている
まず、一般的に言われているのは「朝は勉強に適している時間帯」ということです。
理由はシンプル。
- 睡眠によって脳と身体が回復している
- 集中力が高まりやすい
- 思考力がクリアになる
- テスト前に頭をウォーミングアップできる
特に学校のテストは午前中に行われることが多いので、「朝に脳を起こしておくこと」はパフォーマンス向上にもつながります。
夜は「暗記系」におすすめ!夜インプット→朝アウトプットの流れが最強
とはいえ、夜の勉強がすべて悪いわけではありません。
夜は1日の終わりで疲れも出ていますが、逆に「覚えるだけ」の作業、つまり 英単語や公式の暗記 には向いていると言われています。
なぜなら、記憶は睡眠中に定着するからです。
特に、寝る1~2時間前に暗記系をインプットし、翌朝アウトプット(書く・話す・テスト形式で確認)すると記憶に残りやすく、効率もアップします。
朝型・夜型は人それぞれ。自分のリズムを見つけよう
ここまで「朝が良い」「夜は暗記に向いている」と述べてきましたが、結局は “自分のタイプ” に合っているかどうかが大切です。
例えば私は、完全に夜型タイプ。
朝早く起きて勉強しようとしても、逆に調子を崩してしまうことがよくありました。
一方で、夜に数学の応用問題や論理パズルに取り組むと、アイデアも浮かびやすく、頭にスッと入る感覚がありました。
このように、「一般論」よりも「自分にとってベストな時間帯」を見つける方が、長期的な学習効率は格段にアップします。
まとめ:朝がいい?夜がいい?→答えは「どちらもOK!」
- 朝:頭がすっきりしていて思考系に向いている
- 夜:暗記に向いている。睡眠で定着しやすい
- 自分のリズムに合わせることが最重要
つまり、どちらが良い・悪いではなく、「どの時間に何をするか」と「自分に合った勉強リズムを見つけること」がポイントになります。
勉強の効率は、時間帯よりもやり方と習慣の積み重ねが大切です!
ぜひお子さんに合ったスタイルを見つけて、楽しく・ムリなく学んでいきましょう。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数好き、あつまれ〜!
京の算数学 解答#1020
