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京の算数学問題#987
算数学コラム
こんにちは！
京都市中京区で学習塾を運営している 油谷拓哉（ゆたに たくや） です。
「算数が苦手になってきた…」
「最近、授業についていけない…」
「子どもが算数を嫌がるようになった…」
そんなお悩みはありませんか？
算数は 「つまづきポイント」 が多く、一度わからなくなると苦手意識を持ちやすい教科です。
でも、正しい方法で学び直せば、またできるようになります！
今回は、算数でつまづいたときにどうすればいいのか？ を詳しく解説していきます。
① そもそも「算数のつまづき」って何？
算数のつまづきは、主に次の3つのパターンに分かれます。
（1）計算でつまづく
- 計算ミスが多い
- 途中で計算がわからなくなる
- 繰り上がりや繰り下がりが苦手
（2）文章題でつまづく
- 何を求めればいいのかわからない
- 数字を見ても意味がわからない
- 「式を作る」ができない
（3）図形・単位・割合などの概念でつまづく
- 図形の角度や面積が求められない
- 単位変換が苦手
- 割合や比が理解できない
「どこでつまづいているのか？」を明確にすることが、克服の第一歩です！
② 算数のつまづきを克服する方法
それでは、それぞれのつまづきに合わせた対策を紹介します。
（1）計算が苦手な場合の対策
計算が苦手な子は、
✔ 計算のルールがあいまい
✔ 途中式を書かずに暗算してしまう
✔ 基本的な計算ミスが多い
このような傾向があります。
🔹対策1：「ゆっくり確実に」計算する
算数が得意な子ほど、計算の途中をしっかり書きます。
最初から速く計算しようとせず、ゆっくりでも確実に 計算しましょう！
【例】23×47 を筆算で解くとき
×をかける順番を間違えたり、位をそろえないとミスしやすいですよね。
→ 途中の計算をしっかり書けば、正確に解けるようになります！
🔹対策2：「ミスの原因」を分析する
- 繰り上がり・繰り下がりのミスが多い？
- 小数や分数の計算ミス？
- 暗算で済ませてしまう？
自分のミスのパターンを知ると、対策しやすくなります！
（2）文章題が苦手な場合の対策
文章題が苦手な子は、
✔ 問題の意味がわからない
✔ 何を求めればいいのかわからない
✔ 式を立てるのが苦手
このような特徴があります。
🔹対策1：「1つずつ分解して考える」
文章題は、一度にすべてを理解しようとすると難しく感じます。
まずは、問題を3つのステップに分解 しましょう！
【例題】
「1個120円のりんごを5個買いました。いくらになるでしょう？」
✔ ステップ1：何が書いてあるか確認
→「りんご1個が120円」「5個買った」
✔ ステップ2：何を求めるか？
→「合計の金額」
✔ ステップ3：式を作る
→ 120 × 5 = 600円
ポイントは、1つずつ整理して考えること！
🔹対策2：「図や絵を描いて考える」
「速さ」「割合」「単位量あたり」の問題など、目に見えにくい概念 は、
図を描くとわかりやすくなります！
【例】「兄は弟の2倍の速さで歩きます。」
→ 速さの問題なら、「図に矢印を書いてみる」だけでイメージしやすくなります！
（3）図形・単位・割合が苦手な場合の対策
✔ 面積や体積の公式を覚えていない
✔ 単位変換（m↔cm、kg↔g）が苦手
✔ 割合や比がわからない
この場合、言葉や式だけではなく、実際に「見て・触れて」理解することが大切 です！
🔹対策1：「具体的なものを使って学ぶ」
✔ 図形の学習 → 実際に紙を切って展開図を作る
✔ 単位変換 → メジャーや秤を使って測る
✔ 割合 → 100円のうちの30%は？ 実際にお金で考える
目で見て、手を動かして学ぶと、理解が深まります！
🔹対策2：「簡単な問題からステップアップ」
「いきなり難しい問題に挑戦すると、苦手意識が強くなる」
→ 簡単な問題を解いて成功体験を積む！
例）「割合」が苦手な場合
✔ まずは 1% や 10% の簡単な計算から始める
✔ 慣れてきたら 30% や 75% などの問題に挑戦！
③ つまづかないための習慣作り
最後に、算数でつまづかないための 学習習慣 を紹介します！
✅ 1日5分でも計算練習をする
✅ わからない問題はすぐに調べる（放置しない）
✅ 「なぜそうなるの？」と考えながら解く
✅ 間違えた問題は、もう一度解き直す
算数は 「積み重ねの教科」 です。
1つでも抜けると、その先の内容がわからなくなりやすいので、
早めに苦手をつぶしていきましょう！
④ まとめ
算数が苦手になったら、まずは 「どこでつまづいているか？」 を分析しましょう！
✅ 計算が苦手 → 途中式をしっかり書く
✅ 文章題が苦手 → 1つずつ分解して考える
✅ 図形・単位・割合が苦手 → 実際に手を動かして学ぶ
算数は 考え方を変えるだけで、得意になることも多い です！
「算数がわからない」と感じたら、
焦らず、一歩ずつ確実に復習していきましょう！
あなたの算数が、もっと楽しくなりますように！
京の算数学 解答#987
