数学コラムの目次
京の算数学問題#973

アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
小学4年生では角度の学習が本格的に始まります。
そして、角度を測ったり書いたりするために欠かせない道具が分度器です。
内側と外側の目盛り、どっちを読めばいいの?
角度を測るときに分度器がずれてしまう…
こうした悩みを持つお子さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、分度器の基本的な使い方からよくあるミスの防ぎ方、そして家庭でできる練習方法まで詳しく解説していきます!
1. そもそも「角度」ってなに?
角度とは、2本の線(辺)が交わるときにできる開き具合のことです。
- 90° → 直角(L字型)
- 180° → 平らに一直線
- 360° → 一周
日常生活でも、ドアの開き具合や時計の針など、角度はあらゆる場面で目にしています。
では、この角度を測るために必要な分度器の使い方を詳しく見ていきましょう!
2. 分度器の基本構造を知ろう!
分度器には、以下の3つの重要な部分があります。

- 中心点(基点):分度器のまん中の印。角の頂点に合わせる。
- 内側と外側の目盛り:0°から180°まで2重に刻まれた目盛り。
- 直線部分(底辺):分度器の下側のまっすぐな部分。
👉 ポイント!
- 中心点は角の頂点に必ず合わせる!
- 底辺は角の一辺にぴったり重ねる!
3. 分度器を使って角度を測る方法!
🌟 例題:この角度を測ってみよう!
- 中心点を角の頂点に合わせる!
👉 これがずれると正しく測れません。 - 底辺を角の一辺にぴったり重ねる!
👉 分度器の「0°」が角の一辺に沿うようにします。 - 角のもう一方の辺が指す目盛りを読む!
👉 内側か外側か? 0°に近い方を基準に読む。
📖 例1:45°の角度を測る場合

- 0°から数えて、もう一方の辺が45°を指している。
- 答え:45°
📖 例2:135°の角度を測る場合

- 0°に近い方の目盛りを使い、もう一方の辺が135°を指す。
- 答え:135°
👉 ポイント! 迷ったときは、角の開き具合で判断!
- 90°未満なら「鋭角(とがった角)」
- 90°より大きければ「鈍角(広がった角)」
4. 角度を描く方法もマスターしよう!
🌟 例題:60°の角を描く方法!



- 基準となる直線を1本引く!
- 分度器の中心点を線の端に合わせる!
- 0°から60°の目盛りに印をつける!
- 印と直線の端を結ぶ!
✅ 完成! きれいな60°の角ができました!
5. よくある間違いとその対策!
❌ 間違い1:中心点がずれる!
👉 解決策! 必ず「角の頂点」と「中心点」をぴったり重ね、基準となる線にもぴったり合わせる!
❌ 間違い2:目盛りの内側と外側を間違える!
👉 解決策! 0°に近い方の目盛りを基準に読む!
❌ 間違い3:分度器が途中で動いてしまう!
👉 解決策! 机にしっかり固定して、ずれないように注意!
6. 家庭でできる!分度器の練習方法!
🏠 おすすめ練習!
- 角度クイズ! 家庭で30°、90°、120°など角度を描いて測る!
- 時計を使った練習! 3時や6時の針の開きを測る!
- 折り紙を使って角を作る! 折り目の角度を測るのも楽しい!
7. まとめ:分度器はコツをつかめば簡単!
✨ 今日のポイント!
- 中心点は角の頂点に!
- 0°に近い目盛りを読む!
- 開き具合で目盛りを確認!
最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればスムーズに測れるようになります!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)でした!
算数好きあつまれ〜! 🧮💪
京の算数学 解答#973
