【小学校1年生の大きな数】10や100の理解を深める!苦手克服の家庭学習アイデア 京の算数学#963

京の算数学問題#963

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

お子さんが小学1年生になり、算数の「大きな数(10や100)」の学習が始まると、
「うちの子、なんとなく分かっているようで分かっていない…」
「算数が苦手で、どうやって教えたらいいか分からない…」
とお困りのお母さんも多いのではないでしょうか?

実は、1年生が「10」「100」といった大きな数を学ぶとき、いくつかの重要なポイントがあります。
また、家庭でもできる楽しいワークを取り入れることで、算数がぐっと身近になり、理解も深まります!

そこで今回は、「小学1年生の大きな数の学習でつまずかないためのポイント」と、「お家でできる具体的な学習ワーク」をご紹介します!


小学校1年生で学ぶ「大きな数」とは?

小学1年生では、主に次のような大きな数について学びます。

10のまとまり(10ずつ数える、10のかたまり)
100のまとまり(100までの数を理解する)
数の順番(10、20、30…と増えていく仕組み)
ものの数え方(個数やお金との関係)

この単元では、数字の概念だけでなく、「まとまりを作ること」が重要になります。


大きな数が苦手になる原因とは?

算数が苦手な子の多くは、数字を「ただの記号」として覚えがちです。
たとえば、「10は1が増えたもの」ではなく、
「10は1が10個集まったもの」と理解していないと、100や1000になったときに混乱してしまいます。

また、実生活で10や100を意識する機会が少ないと、数字の大きさを実感しづらくなります。
そのため、学校の勉強だけでなく、日常生活で「数のまとまり」を体験することが大切です!


大きな数を理解するための家庭学習ワーク

お家で簡単にできる「大きな数の理解を助けるワーク」をご紹介します!
お母さんも一緒に楽しみながら、お子さんと取り組んでみてくださいね!

お金を使って10や100を学ぼう!

お金は「10円」「100円」など、まとまりの考え方を理解するのにぴったりの教材です!

お買い物ごっこをする
お家でお店屋さんごっこをして、お金を数えながら支払いの練習をしてみましょう!
例えば、「10円玉を3枚で30円」や「100円玉を5枚で500円」など、実際にお金を使うと分かりやすくなります。100円ショップにはお金のおもちゃがあるのでそれを使っても良いですね!

本物のお買い物でお金を計算する
スーパーやコンビニで、「おつりがいくらになるか?」を考えながらお買い物をするのも◎。
「100円のお菓子を買うには、10円玉が何枚必要?」など、日常の中で学ぶ機会を作りましょう!
お母さんの代わりにこれを買ってきて!と見守りながらおつかいを経験してみるのも良い学習機会になります。


② 10のまとまりを作るお手伝い

お家の中にあるものを使って「10のかたまり」を意識するワークもおすすめです!

靴下やおもちゃを10個ずつまとめる
「10個ずつ並べると、いくつのグループができるかな?」と一緒にやってみましょう。

お母さんのお手伝いで学ぶ
「卵が10個入りのパックがあるね!じゃあ20個集めるには何パック必要?」
といった声かけをするだけで、自然と「10のまとまり」が身につきます。


③ 100までの数を実感できる「数集めゲーム」

100まで歩いてみよう!
「10歩ずつ歩いていったら、100歩でどこまで行けるかな?」という遊びも楽しいです。
実際に身体を動かしながら学ぶと、数の大きさを感覚的に理解できます。

折り紙やシールを100個集める
カレンダーやノートにシールを貼って、「今日は10個、明日は20個…100個集まったね!」と目で見える形にすると、達成感があり、数字のまとまりも理解しやすくなります。


「10ずつ数える」リズムで覚える

数字の並びをスムーズに言えるようになると、大きな数の学習がスムーズになります。

歌やリズムにのせて10ずつ数える
「10、20、30…100」とリズムよく言えるように、手を叩きながら練習してみましょう!

「10増えるとどうなる?」クイズを出す
「30の10こ後は何かな?」とクイズ形式で聞いてみると、考える力が育ちます。


算数が苦手なお母さんでもできる教え方のコツ

「私が算数が苦手だから、どうやって教えればいいか分からない…」
というお母さんも安心してください!

 「間違えてもいいよ!」のスタンスを大切にする
→ 「なんで間違えたの?」ではなく、「一緒に考えよう!」という声かけをしましょう!

生活の中でさりげなく数を意識させる
→ 「あと10分でお風呂!」「100円で何が買える?」など、日常の中でさりげなく数を使うだけでもOK!

お子さんが興味を持てることと結びつける
→ 例えば、電車好きなら「10駅先の駅はどこ?」と聞いたり、ゲームが好きなら「スコアが100になったらどうなる?」と考えさせるのも◎。


まとめ「大きな数を身近に感じることが大切!」

「10」や「100」は、これからの算数の土台になる重要な概念です!
まずは、お子さんが「10ずつのまとまり」を実感できる経験を積みながら、無理なく学んでいきましょう!

お金を使った学習や、お母さんのお手伝いを通じて、楽しく算数に親しむことができますよ!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#963

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