京の算数学問題#944
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「図形がわからない!」
多くの小学生が算数の中で特に苦手意識を持ちやすいのが図形問題です。
例えば…
- 三角形の「高さ」ってどこ?
- 長方形とひし形の違いは?
こんな疑問を抱えながら、どんどん図形が嫌いになるお子さんも少なくありません。そこで今日は、なぜ図形を難しく感じるのか? そして、どうやって克服していけばいいのか? を解説していきます!
図形が苦手な理由
1. 見るべきポイントがわからない
例えば、「四角形」と「八角形」の違いは頂点の数と辺の数です。しかし、どこを見たらその違いがわかるのかがはっきりしていないと、図形の区別がつきません。
2. 知識が不足している
- 頂点って何?
- 辺ってどこ?
こういった基本的な知識が抜けていると、図形問題の本質が見えなくなります。人間の脳は、「知らないもの」を見分けることができません。だからこそ、知識と経験を積むことが大切なのです。
3. 「図形は難しい」という先入観
「図形は難しい」と思い込むことで、実際以上にハードルが高く感じてしまうこともあります。でも、図形は計算問題と本質的には変わりません。難しいのではなく、「解き方に慣れていないだけ」と考えてみましょう!
図形克服のための方法!
1. 図形に触れる経験を増やす
お子さんに実際の図形に触れる体験をさせることで、頭だけでなく体感を通じて理解を深められます。
例えば…
- ピタゴラス(ピープル株式会社の商品)を使う
- レゴブロックで形を作る
こういった遊びの中で、「頂点はどこ?」「辺はどれ?」と声をかけると、自然と理解が進みます。頭の中でわからないことも、実際に触れてみると腑に落ちることがありますよ!
2. 図形のストーリーを理解する
図形には「ストーリー」があります。この流れを知ると、ただ覚えるだけでなく関連性を理解しやすくなります。
例)図形のストーリー
- 点が1つ → これを「点」と呼びます。
- 点が2つ → 点を結ぶと「直線」が生まれます。
- 点が3つ → 点を結ぶと「三角形」という平面が生まれます。
- 点が4つ → 点を結ぶと「四角形」になります。この点を頂点、結んだ線を辺と呼びます。
さらに頂点を増やしていくと、形はどんどん円に近づきます。実は円は「最強の多角形」と言えるんです!
このようにストーリーとして覚えると、図形に親しみを感じやすくなります。
3. 教科書を活用する
意外と見落としがちですが、図形の基本的なストーリーや考え方は教科書に詳しく書かれています。
困ったときこそ教科書に立ち返り、一つひとつ確認しながら理解を深めていきましょう!
まとめ:図形は「慣れ」が大切!
図形が苦手なお子さんも、まずは**「触れる」「知る」「慣れる」**を意識して取り組んでみてください。図形を身近に感じられるようになると、自然と苦手意識も克服できます。
京都市中京区のアイデア数理塾では、一人ひとりのお子さんに合わせて、図形問題を楽しく理解できる指導を行っています。ぜひ一緒に図形の楽しさを見つけてみませんか?
以上、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数好きあつまれ〜!